青森の食と旅とこころ

これが青森酸ヶ湯温泉だ!日帰り入浴体験した私が極上泉質をご紹介!

投稿日:2017年5月15日 更新日:

 

こんにちは。青森で暮らしていたことのあるライターのhira-nobitaです♪

 

旅先での疲れを温泉で癒す♪それは最高のひとときです。

あるGWに、夫の実家への帰省を兼ねて青森市へ旅行に行った際、私は夫に、以前から一度は行ってみたかった「酸ヶ湯温泉に行きたい!!」と懇願。

酸ヶ湯は豪雪地帯。皆さんも、積雪のニュースで耳にしたことありませんか?

こういう、わざわざ行かないと入るチャンスが無い温泉に行けるのって、風呂好きにはたまりませんよね♪

そこで、実際に行ってみた私が、温泉上級者にも自信をもっておすすめできる「酸ヶ湯温泉」についてレポートします!

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遠くて近い!?酸ヶ湯までのアクセス

 

【酸ヶ湯温泉へのアクセスはこちら】


 

私は車で、青森市内からの出発だったので、八甲田山に向かって南へ国道103号線一本で到着できました。

もし遠方から訪れるなら、東北自動車道の青森中央ICから40分・もしくは黒石ICから45分ほど。青森県に着けば(それが遠いんだって!?スイマセン)、意外と近いんですよ!

 

道路はずっと山道で、本当に着くのかな?と不安になったけど、温泉が近づいてくると強烈な硫黄臭がしてきて、温泉好きな私は気分がアガる~♪GWだったので、雪壁も残っていて最高の景色!

ただし、駐車場は広いのですが、それ以上に車があふれ、路駐車が続出!それでも運良く空いたスペースに駐車できてひと安心でしたケド。

ちなみに、多くの方がバスで訪れていました。後で調べてみたら、宿泊者は無料送迎バスがあるそうです。

また、JRバスが温泉前まで通っているので、電車の方は駅からバスを利用するのがいいみたい。

青森方面と十和田湖方面にも路線があり、それぞれ1,300~2,000円前後で、1時間20~40分ほどで行くことができますよ。

 

 

鹿が教えてくれた健康になる温泉

 

酸ヶ湯は、十和田湖の北部・八甲田山の西の麓に位置し、標高約900メートルの高地にあります。青森市街地が海の近くだから、私は40分でかなりの坂道を上ってきたことになりますね。

ここ酸ヶ湯温泉は、元々「鹿の湯」だったそうです。

 

およそ300年前に、狩人が鹿を仕留め損ない、後日その鹿を発見したら超元気で、不思議に思って付近を探索したところ、薬効があるこの温泉を見つけたんですって。

「鹿の湯」が訛って「酸ヶの湯」になったらしいです。訛って…ってところが青森らしくて、ちょっとホッコリしちゃった。

ところで、日本に昔からある「湯治」。この伝統療法は、「美しい自然に囲まれた温泉地で、健康を維持回復する」というもの。

酸ヶ湯はその環境が整っているとして、なんと国民保養温泉地第一号に指定された、すごい温泉地なんですよ!!

しかも、源泉が5つもある!!それらの泉質はすべて酸性・含硫黄泉で、「療養に適した温泉」(療養泉)として認定されているのだそう。

 

あぁ~、早く入ってみたい!

 

 

秘湯あるある!?混浴でドキドキ

 

建物に入ってみると、造りは古いのだけれど、板張りの床が広々としており、いかにも湯治が似合う昔ながらの旅館って感じで、とても情緒がありました♪

さて、酸ヶ湯温泉といえば、総ヒバ造りの大浴場「ヒバ千人風呂」が目玉。その広さ、なんと160畳!!ただ、ここは混浴なんですよ~。

一応、女性専用時間(午前8時~9時)があるのですが、私が行った時は午後3時で混浴タイム。

「千人風呂」の他にも、男女別の小浴場「玉の湯」(シャワーあり・別源泉)があるのですが、温泉好きなら「千人風呂」に入りたいに決まってるじゃん!

 

ちなみに料金は、「千人風呂」が大人600円、「玉の湯」が600円、両方入ると1000円。売店では女性用に、湯浴み(ゆあみ=女性が着たまま入浴できる服)を1,000円で売っています。

うーん…、価値観は人それぞれですが、私は少し考えて「湯浴みは高いから買わない」と開き直り、そのまま混浴にチャレンジすることに(笑)

 

山形や静岡でも混浴に入ったことはあるし、なんとかなるさ~♪

 

 

入る価値あり「千人風呂」

 

脱衣所から行ける男女別の入口を開けると、階段の下に広がる総ヒバ造りの広―い浴場が目の前に!!ヒバの良い香りが漂います♪

混浴だから当たり前だけど、男性だらけ(笑)

よく見ると、一番大きな浴槽「四分六分の湯」に行くまでは男女で間仕切りが設けてあり、一応裸でも大丈夫そう…。

でも、女性側はどう見てもスペースが狭い!それに、他の浴槽「熱湯」「冷の湯」「湯滝」(全部別の源泉)などは、完全に男女で1つ。これらは湯浴みが無いとハードルが高いです!

 

気を取り直し、階段を降りて体を流したら、いよいよ入浴です!

 

女性は私の他に3人。地元のお婆ちゃんらしき人は裸で、あとの2人は湯浴みを着用していたけど間仕切りの向こうに行こうとはせず。

その時、広い浴槽側に夫の姿が見えたので、思い切ってそこまで行っちゃいました!

お湯は白濁していたし、結構平気でしたよ。いやー、広いお風呂はやっぱりいいですね~♪

お湯はさっぱりしているのにツルツルになり最高です!!が、効能が強すぎるのか、ささくれですらピリピリしました!

ちなみに、シャワーは無し。温泉は酸性が強すぎてシャンプーなどは泡立たないんですって。

それと、タオルや衣服は硫黄の匂いが染み着いて、数回洗濯しても消えなかったので、あまりオシャレはしないで行く方がおすすめです(笑)

 

まとめ

 

青森の酸ヶ湯温泉についてまとめました。

 

  1. 青森にさえ行ってしまえば、アクセスは良い
  2. 宿泊者は無料送迎バスを利用できる
  3. 日本が誇る、療養に適した良質な温泉地
  4. 「千人風呂」に入らずして温泉好きを名乗る勿れ!
  5. 混浴に抵抗のある女性は湯浴みを買おう

 

実際に行ってみると、酸性の強さと硫黄の匂いの強さにはびっくりしますよ!

露天風呂ではないのに素晴らしい満足感。温泉好きなら、絶対にマスターしておきたい温泉地です!!

 

最後に、酸ヶ湯おまけ情報を、

 

  • 湯上がりには、建物に隣接されている「鬼面庵」にて、発酵してブツブツ切れる!?名物「酸ヶ湯そば」と、青森のB級グルメ「生姜味噌筍おでん」を召し上がれ♪
  • 酸ヶ湯から徒歩10分の「ふかし湯=まんじゅうふかし」も外せない。「子宝」「若返り」「痔病」に効果あり!

 

ぜひ、いらしてくださいね。

 

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