寒さが厳しい場所だからこそ見られる景色も満載!
有名な温泉も豊富な国立公園は景色もきれい☆
岩手と秋田の冬と春の交差点、八幡平アスピーテライン、岩手県八幡平市の冬の見どころを地元秋田県民の私が紹介したいと思います。
目次
そびえる雪壁、八幡平アスピーテライン
朝、外に出て膝よりも高く積もった雪、車の屋根も雪でこんもり、ドアも埋まる重量感。
雪を寄せて移動できるようにするところから始まります。
雪国の宿命の除雪ですが、この雪があって自宅の庭にかまくらを作ったり、ミニかまくらをたくさん作って灯籠にするイベントも開催出来ると思えば悪いことばかりでもないです。
大量の雪があってこその眺めは春の八幡平アスピーテライン開通直後の雪壁が物語っています。
大型観光バスの屋根より高い雪の壁を見ていると自分がミニチュアの世界の住人になったような気持ちになれますよ!
八幡平アスピーテラインは今年2017年は4月15日に開通しました。
この雪壁の道が見られるのは5月の上旬ですから、GWが最後の見どころです。
【八幡平アスピーテライン通行可能時間】:
午前10時~17時まで
17時~翌朝8時30分まで夜間通行禁止
道路は綺麗に除雪されていますが、天気が変わりやすく寒さが続く時には路面が凍ります。
特に雨が降った翌日は凍った上に非常に滑りやすくなっているので冬用タイヤ着用が必須です。
旅の途中で日帰りOK!八幡平温泉郷の秘湯で休憩♪
長距離の移動で首や背中が疲れたなぁ、という時も出てくると思います。
その時は手軽に立ち寄れる温泉施設に入ってみましょう。
八幡平は、全国区で有名な温泉施設が揃っている上、日帰り入浴と食事ができる施設も多いんです。
1.岩手県側
藤七温泉(とうしちおんせん)と、松川温泉がアスピーテラインの近くでは特に有名です。
この動画が藤七温泉をイメージしやすいと感じました。4分弱の動画ですが、動画がはじまって1分半~2分のところで温泉の湯がクローズアップされていますので、そこだけ切り取って見ていただいても十分に藤七温泉のイメージが掴めると思います。
2.秋田県側
秋田県側では、ふけの湯温泉と後生掛温泉(ごしょうがけおんせん)が有名で、山頂に向かう分かれ道から仙北に向かうと玉川温泉があります。
アスピーテラインと八幡平山頂を目指し、岩手・秋田それぞれの市街地に抜けるならいずれも2箇所に絞るといいでしょう。
天然温泉を利用する時に注意したいのは、とにかく天候が変わりやすくGWでも防寒具必須なほど寒くなること!
露天風呂は気温が下がると湯の温度が低くて入れないこともあります。
晴れていて綺麗と思っているといきなり霧が出てきて周りが真っ白!冷えて雨が降ってきたり、場合によっては雪が降ることもあります。
平地でも田植えの最中に雪が降るときがある土地なので、山なら尚更です。
夏も温度調節が出来る服装で来てくださいね。カイロを携帯していてもバチは当たりません。
冬を楽しむ、八幡平市の観光スポット安比を紹介☆
八幡平市の冬の観光スポット代表といえば安比高原スキー場です。
GWまでスキー・スノーボードの滑走が楽しめるので各地から人が集まります。
シーズン中の12月~5月初旬まで盛岡駅西口からスキー場へのバスがあります。
となります。鉄道で安比高原駅まで行っても良いのですが、無人駅で何もありません。
クリスマスシーズンの12月23日~3月末までは安比高原へのバスも運行しているので好きなルートを選んでいいでしょう。
安比高原周辺で宿泊なら無料で使えます。
電車内は人が少ないので、メジャーなルートよりも楽に来られると思います。
宿泊利用はホテル安比グランドに部屋を取れるとベストです。
年末とGW期間は混雑しますので早めに予約を取りましょう!
また、距離は少し離れますが、新安比温泉静流閣(しんあっぴおんせんせいりゅうかく)も宿泊と温泉におすすめです。
強塩泉で10分ほど入っているだけでかなり体が熱くなる感覚がし、汗が出て来ます。
寒い冬場も、保温性が高くて冷えにくくなりますよ☆
新品のタオルの持ち込みは避けたほうが良いです。
温泉の赤錆のような色がそのまま移って洗っても取れません。
せっかくのタオルが…とショックを受けることになります。
温泉から出る時は、普通のお湯で体を洗って出るようにしましょう。
肌が弱い人だと発疹が出ることもありますので、長く入りすぎないのもコツです。
『新安比温泉清流閣』日帰り料金:
大人700円
子供400円
営業時間10:00~19:00受付
八幡平市の冬を彩る夜花火、大人も子供も楽しめます
八幡平市の冬のイベントは岩手県八幡平市雪フェスティバルは外せません。
2017年の開催はすでに終了していますが、2月18日~28日です。
雪だるま装飾コンテスト、雪の滑り台が子どもたちを楽しませました。
安比冬花火
特に目玉になるのは、冬花火です。
クリスマス、大晦日、バレンタイン・ホワイトデーにも打ち上げられます。
夜のゲレンデを滑りながら花火を楽しむ贅沢な一時が楽しめます。
日中は家族連れで楽しいレクレーション、夜は大人たちがデートや花火を楽しむ、冬の八幡平市のイベントは安比に凝縮されています。
夜は特に寒いですからカイロをお忘れなく!
気持ちに余裕があるとより楽しめますよ☆
まとめ
- アスピーテラインの雪壁が見られるのは5月上旬まで
- 八幡平温泉郷は秘湯の宝庫!
- 安比高原スキー場へのバス利用はホテルの宿泊との併用をおすすめ
- 安比の冬花火大会も見逃せない!
今回、紹介できたのは八幡平のほんの一部に過ぎません。まだまだ紹介したいスポットは数多くありますが、それは、また別の機会に!