青森の食と旅とこころ

ぐるっと春の青森観光!一泊二日のモデルコースで美しい青森を満喫!

投稿日:2018年2月2日 更新日:

 

「青森旅行をしたいんだけど、あちこちに観光地が多くて、どんなコースで回ればいいのかわからない~」

「今度の週末に青森に行きたいんだけど、一泊で楽しめる青森観光ってできるのかなあ?」

 

東北新幹線で東京から青森まで約三時間と、青森は首都圏からも電車で気軽に来られる距離になりました。

ウィークデーに週末に、気軽に一泊二日で青森観光を楽しみたい方も多くなってきましたよね!

horikayo28
そんな方のために、東北大好き、自然が大好き、元旅行添乗員のわたしhorikayo28が「春の青森一泊二日のモデルコース」をご紹介します!

 

冬の長い青森は、春の訪れがいっそう待ちどおしいもの。

あたたかな陽ざしが降り注ぎ始めると、草も木も水も青森の人たちも、のびのびとして季節の移り変わりを喜んでいますよ!

 

さあ、春の青森。美しい季節に出会いに行きましょう!

 

 

 

青森観光のスタートは、新青森駅 or 青森空港

 

遠方から青森に入るには、東北新幹線か飛行機が便利です。

新幹線なら、東京から新青森駅までは約三時間半の電車の旅。

少し早起きをして、一日目をめいっぱい楽しみましょう!

 

飛行機なら青森空港へ羽田、名古屋、大阪(伊丹)から約一時間半

 

 

しかも、それぞれ9時台に到着の便があるのも、短い一泊二日の旅行にはうれしいところですね。

青森に着いたら、まずはレンタカーを調達。

青森県内では、電車やバスだけで効率よく観光をするのはちょっと難しいかも。

 

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フットワークを良くして、快適な旅にしましょう!

 

 

 

三内丸山遺跡縄文時遊館で古代の暮らしに思いをはせる

 

新青森駅と青森空港のどちらからも、車で10分。

三内丸山遺跡は縄文時代の大きな集落跡で、たくさんの人がここで長期間にわたって定住生活をしていました。

発掘された遺物には重要文化財に指定されているものも多く、展示見学ができます。

 

大昔の人たちの生活を垣間見るようで、ロマンを感じますよね!

 

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  • なだらかな丘陵地に広がる住居跡を見学
  • 発掘体験や「縄文時遊館」での展示見学
  • ミニ土偶作り体験

をしたりと、古代の人々の暮らしを感じることのできる場所です。

 

 

 

弘前公園の桜は豪華さで東北随一!

 

悠久の地、三内丸山遺跡を出発すると、東北自動車道と国道7号線を経由して一時間足らずで、弘前公園に到着です。

広大な敷地を持つ弘前公園は、弘前城の天守閣や門などの城郭がそのまま園内に残された、珍しい公園。

 

弘前公園と弘前城はそれぞれ、

  • 日本の都市公園100選
  • 日本の歴史公園100選
  • 日本さくら名所100選
  • 日本100名城

など数多くの選定を受け、美しい観光地として知られています。

 

そして春になると園内に約50種2,600本の桜が咲き誇り、盛大に桜祭りが開催されます。

この弘前公園の豪華な桜には、青森ならではの秘密があるんですよ!

 

青森の名産はなんと言ってもりんご

 

桜と同じバラ科のりんごの剪定技術が、弘前公園の桜の剪定にも生かされ、花が低い位置で何重にも重なり合ってボリュームのある豪華な桜となっているのです。

またこの満開の桜が弘前城のお堀に散った様子は「花筏(いかだ)」と呼ばれ、お堀の水面がピンク一色に染まるのです!

それはもう絵のような美しさで、わたしも一度は実際に見てみたい!

 

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そして桜祭りの期間中にはお堀の貸しボートを借りることもでき、水面から桜のトンネルを見上げながらのんびりとボートを漕ぐのはまた格別の楽しさですね。

 

 

 

弘前に来たらねぷたを見てほしい!「津軽藩ねぷた村」

 

弘前城に隣接する「津軽藩ねぷた村」は、弘前ねぷたを常設し、その迫力を間近に見ることができます。

弘前の夏を彩る勇壮なお祭り「ねぷた祭り」は、扇ねぷたと呼ばれる

そのほか津軽三味線、ねぷた絵、こけしなど伝統工芸や技術に触れることができます。

 

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また、りんごや農産物の販売や、青森産の素材を使った食事も楽しむことができますから、お昼ごはんをこのあたりでいかがですか?

 

 

お昼ごはんは?

~ねぷた村内の「大かまど飯津軽旨米屋」で郷土料理を~

 

桜の季節の弘前は、駐車場を探すのもひと苦労!

ねぷた村の中にある大かまど飯津軽旨米屋は移動も楽で、駐車場もあります。

郷土料理の「貝焼き味噌」や「けの汁」を味わうことができます。

 

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また、店内でおみやげものやりんごを買うこともでき、こちらのレシート提示で駐車場の料金が一時間半無料になりますので、観光の前に立ち寄るのもおススメです。

 

 

 

発荷峠から眺める美しい十和田湖と乙女の像

 

おなかがいっぱいになったら、青森の美しい風景を楽しみに出発です!

弘前から東北自動車道と樹海ラインを通って約一時間、青森県と秋田県にまたがる十和田湖は、十和田八幡平国立公園を代表する観光地です。

深い森に囲まれた静かな湖面はとても美しく、発荷峠の展望台からその全景を眺めることができます。

 

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また、高村光太郎作「乙女の像」のブロンズ像は有名で、若葉の萌える十和田湖を背景にして立つ「乙女の像」はとても美しい風景です。

 

 

一泊二日湖畔の宿は?

~食事のおいしさとホスピタリティで疲れた体が癒されます~

 

乙女の像からすぐ近く、おもてなしの心が行き届いた「山乃御振舞 とわだこ賑山亭」で、春の青森一泊二日のお泊りはいかがでしょう。

夕食の炉端焼きは食材も新鮮でおいしく、お客様からの評価がとても高いのが魅力です!

 

 

十和田湖遊覧船で、水の上から美しい景色を満喫

 

せっかく湖畔の宿に宿泊したのですから、春の朝のおだやかな十和田湖を水上から満喫しませんか?

十和田湖遊覧船は4月半ばころから運行が始まります。

 

コースが二つあり、休屋からBコースは約50分の遊覧で、十和田湖の美しさを満喫できます。

 

 

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静かな湖面に映る景色を堪能しながら、船上のカフェで朝のコーヒーとシャレこむのもいいですねえ!

 

 

 

春の奥入瀬渓流は夢のような美しさ

~マイナスイオンを浴びながらドライブ~

 

十和田湖から流れ出る水は、奥入瀬渓流一本のみ。

焼岳までの約40キロを、サラサラと流れていきます。

 

わたしが添乗員時代、心から感動した風景ベスト5に入るのがここ奥入瀬渓流!

 

新緑の間から差し込む木漏れ日が、本当に若葉色をしているのかと錯覚するような美しさで、まさに息をのむほどの絶景でした。

 

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国道102号線は奥入瀬渓流に沿ってドライブすることができますから、車窓からも素晴らしい景色を堪能できますよ。

 

 

 

八甲田ロープウェイで田茂萢(たもやち)湿原へ

 

奥入瀬渓流をゆっくりと眺めながら、八甲田山へと約一時間のドライブが続きます。

八甲田山はいくつもの山が重なり合ってできている山脈の呼び名で、このあたりは十和田八幡平国立公園になっています。

八甲田ロープウェイに乗る前に、おいしい青森のおそばで腹ごしらえ。

そして約10分間の空中散歩です。

山頂に着いたら、絶景が待っていますよ!

 

津軽半島から下北半島、岩木山まで見渡せる、壮大なパノラマが楽しめます。

 

 

また田茂萢湿原の散策では、たくさんの高山植物が観察でき、青森の自然の美しさを実感します。

 

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湿原の散策コースは整備されていて歩きやすいので、安心ですね!

 

 

 

お土産が充実している観光物産館、ねぶたの家

 

青森一泊二日の仕上げは、「観光物産館」と「ねぶたの家ワ・ラッセ」で。

「らっせら」は、青森ねぶたの勇壮な掛け声です。

ワ・ラッセでは巨大な組ねぶたが展示され、ねぶた囃子の体験教室もあり、青森ねぶたの魅力に触れることができます。

 

観光物産館と5月から夏の間見学できるラッセランドも、青森の旅の仕上げにぴったり!

 

青森の人たちが大切に守り続けるねぶたの魅力を知って、お土産選びもここで揃いますよ。

帰りの予定に時間があるようでしたら、青函連絡船桟橋跡に立ち寄ってみてください。

 

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歌にも歌われた津軽海峡を渡る青函連絡船は、青函トンネルが開通して廃止になりましたが、青森と函館を結んだ郷愁を誘う桟橋跡を見ることができます。

 

 

 

まとめ

 

ぐるっと春の青森観光!

  1. 青森観光のスタート新青森駅 or 青森空港
  2. 三内丸山遺跡縄文時遊館
  3. 弘前公園
  4. 弘前ねぷた
  5. 十和田湖
  6. 奥入瀬渓流
  7. 八甲田山
  8. 観光物産館・ねぶたの家ワ・ラッセ

について紹介して来ました。

 

青森は県内全体に美しい風景が広がっています。

短い一泊二日の旅で春の青森を満喫するには、まず観光する場所をしっかりと絞りこむことが大切です!

今回は内陸の、緑多い観光地を選んでみましたが、雪解け水で水量も多くなり、若葉がいっせいに芽吹く春の青森は本当に美しいのです。

 

今度の春には、青森への旅を計画してみてはいかがでしょうか?

 

 

ケロスケ
震災からの復興と発展。そして何よりも、記事を楽しみにしてくれている読者さんのために、僕はこれからも東北についての情報を発信していきます。
horikayo28
東北への応援よろしくおねがいします。

 

また今回紹介しきれなかった、青森のおすすめ観光とグルメに関する話題は、こちらの青森の食と旅とこころからもご覧いただけます。

あわせて読んでいただけましたら幸いです。

 

こちらの記事もどうぞ!!

 

 

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