宮城の食と旅とこころ

仙台から松島へのアクセス方法 基礎から裏技まで教えます。

投稿日:2018年2月1日 更新日:

 

「仙台空港から松島へ行くのに、レンタカーを借りるか電車で行こうか悩んでいます。電車だと、一度仙台駅に出ないといけないので、面倒な気がしています。」

「仙台に宿泊して松島に行くのに、土日のどちらかに車で行こうと思っていますが、大渋滞すると友達から聞きました。本当ですか?」

 

megdig
こんにちは。乗り物大好き、鉄分多めのmegdigです。

 

仙台に行って、ちょっと時間があったら松島まで足を延ばすケースって、結構多いのではないでしょうか。

何と言っても日本三景ですから、近くまで来たなら松島まで行かないのはもったいないです。

 

今回は、仙台から松島までのアクセス方法を、乗り物マニアのわたしがご案内します。

 

 

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乗り物好きが教えるアクセス法

~仙台→松島が楽しくなるアクセスの種類~

 

仙台から松島へ行く場合、まずは基本的に「仙台駅」を中心に考えましょう。

 

遠くから旅行で仙台へ来たのであれば、鉄道によるアクセスが基本になるかと思われます。

もちろん、近隣の東北エリアにお住まいの方なら自動車が中心になりそうですね。

そのほかにも、もっと遠くからの観光客であれば飛行機で仙台空港を中心にアクセスを考えますが、この場合には鉄道以外にもレンタカーやバスの利用も可能です。

 

更に、松島での観光プランを考えるのも面倒で、ただ単純に時間が半日あるという状態であれば、観光ツアーバスを利用する方法もあります。

 

また、遊覧船を移動手段として利用する方法もありますね。

ちょっと調べるだけで、いろいろなアクセス方法が出てきました。

 

megdig
これらについて、ひとつずつご案内しますね。

 

 

 

仙台駅から安全確実アクセス

~おすすめは電車でGo!~

 

仙台駅から松島に行くなら、仙石線を利用して「松島海岸駅」を目指しましょう。駅から観光スポットまでの距離が一番短いです。

ただし残念なことに、「松島海岸駅」まで行く列車は1時間に2本程度しかありません。

そんな時には、東北本線の「松島」を利用する方法もあります。

こちらは1時間に2本~4本の列車がありますが、逆に駅から観光スポットまでは徒歩で15分程度かかってしまいます。

 

megdig
この2つの方法を乗車時間も含めて整理すると、次のとおりです。

 

JR仙石線利用

仙台から松島海岸駅まで約40分  松島海岸駅から徒歩約5分程度

1時間に2本程度  運賃:410円

JR東北本線利用

仙台から松島駅まで約25分  松島駅から徒歩約15分程度

1時間に2~4本程度  運賃:410円

 

どちらも運賃は一緒なので、時間と天気と体力だけの問題ですね。

 

megdig
自分の都合にあわせて、選択してみてくださいね。

 

 

 

仙台空港からなら3つの方法!

~実はバス利用でラクチンアクセス!~

 

仙台空港からは、

  1. 一度仙台まで「仙台空港アクセス線」を利用して仙台駅に出る方法
  2. 空港からレンタカーを借りて松島まで移動する方法
  3. 空港からバスを利用して直接松島まで行く方法

の3種類があります。

 

「仙台空港アクセス線」を利用する場合、仙台駅までの所要時間は、快速で17分普通列車でも25分と、比較的容易に移動できます。

 

 

仙台駅からは、前項を参考にしてくださいね。

 

 

空港レンタカーは周辺に7社あり、空港から送迎サービスをしてくれる会社もあります。

 

どこも送迎車で10分以内なので、荷物の量や値段など、使いやすい会社を選んでみてください。

仙台空港ICから松島海岸ICまで、おおよそ40分です。

手続き等にかかる時間を除けば、レンタカーが一番早く到着できると思います。

 

そのほかに、実は岩手県北バスが、1日5往復仙台空港~松島間で運行しています。

 

 

所要時間は55分運賃が1000円、しかもガイド付きです。

 

予約不要で、チケットはインターネットあるいは空港のチケットカウンター、およびバスの乗車口でも購入できます。

時間が合えば、観光施設の割引サービスもあるし、乗り換えも無ければ重い荷物を持ち歩かなくてもいいし、案外このアクセス方法がラクチンでお得かもしれません。

仙台空港 ⇔ 松島・平泉(ガイド付き)

所要時間:約55分

1日5往復  運賃:1,000円

運行▷▷岩手県北バス(仙台空港⇔松島・平泉)

 

 

 

天気が良ければ是非トライ!

~松島に遊覧船でアクセス~

 

松島で観光と言えば、海からたくさんの島々を見ながら地形を楽しむ遊覧船が楽しみの1つでもありますよね。

わたしのオススメは、そんな松島観光を交通手段として利用してしまう案です。

電車利用の章でご紹介したとおり、JR仙石線を利用すると、仙台から松島海岸まで行ける列車は1時間に2本程度しかありません。

 

しかし、途中の本塩釜であればその倍の4本以上は必ずあり、所要時間は28分です。

 

本塩釜駅から「マリンゲート塩釜」まで10分程度歩けば、もう船は港で待っています。

塩釜から松島までは約50分ですが、もし松島から湾内周遊するつもりであれば、その所要時間も50分ですから同じですね。

どうせなら、楽しく移動してみませんか?

 

megdig
おトク情報ですが、事前に予約をしておくと料金が割引になりますよ。

 

移動の様子を、動画でどうぞ!

 

 

塩釜 ⇔ 松島

所要時間:約50分

1日6往復  運賃:1,500円から

運航▷▷丸文松島汽船株式会社

 

 

 

面倒な時に最適!

~仙台を起点に観光バスツアーで松島をひとめぐり~

 

時間も無いし、松島のどこを回ったらいいか調べるのも面倒だと思ったら、現時点では2018年3月末までの期間限定ですが、仙台駅東口発着のガイド付き松島観光ツアーがあります。

 

JRバス東北による運行で毎週、

  • 金曜日
  • 土曜日
  • 日曜日
  • 祝日

13時30分発3,000円3時間半を楽しめます。

 

西行戻しの松公園展望台経由で松島に入り、滞在時間は90分、帰りに笹かまぼこ工場隣接の専門店に立ち寄って、17時には解散です。

特に、「どうしても遊覧船に乗りたい!」

とか「五大堂に行くスッカスカの橋を渡りたい!」

とか「焼き牡蠣食べるなら松島じゃなきゃ嫌!」などというワガママさえなければ、これはコレでラクチンなアクセス方法です。

 

ただし、難点なのは期間限定であること。

 

実は過去にも観光バスツアーはあったので、利用するタイミングで一度ぐぐってみるといいかもしれません。

仙台 ⇔ 松島

所要時間:約3時間30分

1日1便  運賃:3,000円

運行▷▷JRバス東北(松島お散歩号)

 

 

 

松島に車で行くなら、問題点回避のポイントは3つ

 

ここまで、公共交通機関を中心にご案内してきましたが、やっぱり時間の自由がきくのが自動車の利点です。

荷物が増えても、子供が騒いでも、全然問題ないですよね。

仙台市中心部からであれば、国道45号線をひたすら真っすぐ約50分程度です。

有料道路を利用する場合は、仙台東部道路、三陸自動車道を経由して、所要時間は45分程度です。

しかし、観光シーズン(特に5月、8月~11月)の土・日・祝日や、イベント開催時には、国道45号 JR松島海岸駅、五大堂前付近を中心に大渋滞です。

 

megdig
そこで、この問題点を無難に回避するポイントを3つ、紹介します。

 

1つ目のポイントは、時間に余裕を持った計画の必要性です。

目的地を間近にして、なかなか到着できずにトイレに行けなかったり、予約した時間にお店や遊覧船に乗れなかったり、想像しただけでイライラしてきますよね。

タイトな時間設定は禁物です。

 

2つ目のポイントは、駐車場問題です。

特に午前11時から午後2時頃は、各駐車場が満車になる場合も多く、駐車場を探して右往左往することにもなりかねません。

観光シーズンの休日に松島を訪れる場合には、早めに到着してとっとと駐車場に車を入れてしまいましょう。

有料駐車場を利用することが多いので、早めの時間に観光をスタートし、早めに帰るぐらいの気持ちで計画しましょう。

 

3つ目のポイントは、そもそも渋滞する松島に車で入らないことです。

そう書いてしまうと、電車での移動よりも自動車の方が利便性が高いために選択したのに、本末転倒ですよね。

そこで、わたしのオススメは自動車を塩釜において遊覧船で松島に移動する方法です。

 

 

前述の遊覧船を利用する場合、塩釜マリンゲートの駐車場が2時間無料となります(それ以降は1時間ごとに100円です)。

塩釜から松島までの往路を遊覧船で、復路を電車を利用しても面白いですね。

 

megdig
特に、観光シーズンの午後から観光しようとする場合には、効果が高いと思いますよ。

 

 

 

まとめ

 

ここまで、松島までのいろいろなアクセス方法をご案内してきましたが、ちょっと種類が多くてゴチャゴチャしてきましたね。

 

最後にきちんと整理してみましょう。

  1. 仙台駅から鉄道を利用する場合には、時刻表と体力と天気を勘案して「JR仙石線」「JR東北本線」を使い分けてみましょう
  2. 仙台空港からのアクセスは、「電車」「レンタカー」「バス」の3種類から、都合にあわせてチョイスして
  3. どうせ遊覧船に乗るつもりなら、塩釜から移動手段として利用してみましょう!
  4. 予習もままならない多忙な人には、観光バスツアーがおすすめ。ただし、運行日には注意してくださいね
  5. 自動車を利用の場合、シーズン中の休日には早めに現地に入り、時間に余裕を持って移動しましょう。駐車場や渋滞が心配なら、塩釜に車を置いて遊覧船利用の手段も、駐車場代節約でGoodな手段!

ところで、初めて松島に行くみなさんには「観光にどれだけの時間かかるのかな?」って、漠然と不安になっていませんか?

 

松島の観光エリアに入ってからの移動時間は、松島観光桟橋から全ての観光スポットが徒歩10分圏内にあります。

瑞巌寺観光に1時間程度、円通院観光に50分程度、五大堂で15分ぐらいをそれぞれ基準にしていただけるといいかと思います。

もちろん、しみじみ観たい人やせっかちさんもいるので一律には言えません。

ご自身でアレンジしてみてくださいね。

 

megdig
国宝瑞巌寺は見どころも多いので、時間を余分に見込んでおくと良いでしょう。

 

 

冬のシーズン、わたしの観光プランは、

 

仙台駅 → 本塩釜 → マリンゲート塩釜 →(遊覧船)→ 松島 → 五大堂 →(焼き牡蠣で昼食)→ 円通寺 → 瑞巌寺 → 松島海岸駅 → 仙台

 

 

を考えています。冬の間、福浦橋は除雪されずに渡れないこともあるそうなので、今回は外しました。

さて、みなさんはどんな楽しみ方をしますか?

 

megdig
それでは、今度は牡蠣小屋でお会いましょう。

 

 

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-宮城の食と旅とこころ

執筆者:


  1. うえこん より:

    とても、参考になりました。

    • ケロスケ より:

      うえこんさん、こんばんは^^
      メッセージありがとうございます。

      記事がお役に立てたようで、とても嬉しいです^^
      今後も、うえこんさんに「参考になった!」と思っていただけるよう、有益な情報をたくさん発進していけるよう頑張ります。

      もし、よろしければこれからも応援よろしくお願いいたしますm(^^)m

      • うえこん より:

        明日飛行機で親子3人で初めて松島観光に行きます。

        • ケロスケ より:

          うえこんさん、こんばんは^^

          松島観光はいかがでしたか?
          かの松尾芭蕉も、そのあまりの美しさに詩を読めなかったとも伝えられる美しい風景。
          そんな松島を満喫できたなら幸いに思います。

          また、ぜひいらしてくださいね^^

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