青森の食と旅とこころ

青森県の積雪情報が知りたい!冬の青森はやっぱりビビる!?

投稿日:2017年4月17日 更新日:

 

青森が義実家で、いまやネイティブよりも青森に詳しくなった。ライターのhira-nobitaです★

 

青森県は本州最北端。皆さん、冬の青森を訪れる機会ってありますか?親族がいる?仕事?それとも観光で?

私の出身は福島県会津です。山形・宮城の居住歴もあり、雪見温泉にも行くしスキーもします♪

だから、雪国の生活がどんなものか、身に染みて分かっているつもり。

 

でもネ。

 

そんな私でさえ、夫の実家である青森市への“冬の”帰省の際には、「え?青森の雪ってどうなの?やばい!?って感じで、やっぱり不安になっちゃったんです!

「ということは、初めて行く人はみんな不安なのかな?青森の雪のこと、知りたいのかな?」

そこで、私の数年間の実体験を踏まえ、青森の積雪情報をレポートしたいと思います♪これを読んだら、青森の雪への不安を少しは解消できるかも!?

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私が冬の青森に行って分かったこと


まず、私が知りたかったのは、「冬に行っても大丈夫なところですか?」ということ。

住んでいる方々にとっては、大変失礼なイメージでしょうが、本心です(ごめんなさい)。

車で行く場合。チェーンは必要?初心者でも大丈夫?無事に目的地へ辿りつける?など、道路や積雪の状況を知っておきたいですよね。

そして、女性の場合。

 

  • ブーツで平気?
  • 長靴の方がいい?
  • 普段のコートで大丈夫?

 

など、装備の面でも心配になります。

 

そこで、今回は私のケースを例にとってご紹介します。目的地は青森市内で、マイカー帰省です。

年末年始時期は、秋田・青森にかけて(主に山間部)、かなりの確率で吹雪いていますが、高速道路はきれいに整備されているので、私でもゆっくり運転すれば大丈夫でしたよ。

ただし、スタットレスタイヤはもちろん、ワイパーがすぐ凍るので必ず冬用のモノに付け替えています。

ちなみに数年前は、高速道路が吹雪で視界が真っ白になり、通行止めの上、一般道路で立往生なんてことも(泣)。

でも秋田との県境を超えると、状況はだいぶ良くなり、チェーンを着けなくても辿り着きました!

 

ただ、今年の正月は特別で、青森市内の雪は超少なかったです!でも道路や神社の駐車場は、雪解け水でぐちゃぐちゃ。

私は長靴にして正解だったけど、夫はスニーカーで初詣に出かけて残念な目に(笑)

このような経験から、冬に青森市を訪れる際は、ブーツで大丈夫だけど出来れば長靴を準備。

それと、雪が降るときは大きい粒がとことん降り続けるので、帽子だけでなく傘があった方が良いと思います。

 

 

県内全域で雪が多いのは本当に青森県!?

 

では、青森市以外の地域ではどうなのでしょう?

例えば、毎年全国ニュースになる「酸ヶ湯温泉(すかゆおんせん)」。

ここは青森市内から車で40分くらいしか離れていないのに、その積雪量はまるで別世界!

それに、深浦・大間・八戸など、海の近くの観測地では積雪は少ないんです。

あれ?そういえば、青森市街地も海の近くだな…。

 

ということで、気象庁の年間降雪量のデータを調べてみました。青森県全体としては、確かに「多い」です。しかしそれは、酸ヶ湯などの「ものすごい豪雪地域」があるから。

 

各地域の観測地での降雪量をもとに、過去10年分の降雪量を「県平均」として割り出すと、全国1位は山形県という結果に!!

続いて新潟、秋田、福島、長野、岐阜、そして7位が青森県

これによると、「県内まんべんなく雪が多い」のは山形県で、「特別多い地域」があるのが青森県ということになります。

さらに、スキー場の積雪量だけを比較したランキングを見ると、前述した結果とほぼ同じで、青森県の順位は決して高くないんです。これには山の「標高」が関係しています。

雪というのは、日本海で発生した雪雲が山にぶつかる事で、雪を降らせる仕組みになっています。

山形県には月山(がっさん)がありますし、新潟・長野・岐阜県には日本アルプスがある。

青森県では八甲田山(はっこうださん)くらい。そう考えると、上記の結果は合点がいきますね。

ちなみに、県庁所在地の降雪量では、青森市が全国1位です!!そのため、青森県全体で雪が多いというイメージが付いているのではないでしょうか。

 

 

積雪が多すぎて除雪も大苦戦!?


最後に、青森市内の除雪について書いておきますね。

大雪の場合は、はっきり言って除雪が追い付かない!!

国道市道など、大きい幹線道路は優先的に除雪車が通るようですが、狭い道路やちょっと離れた住宅地の間の道路などは、自力で雪かきするしかない状況です。

夫の実家でも、早朝から昼過ぎまで雪かきをして、やっと車を出せる状態になったこともありました。

ですから、休みの最終日に帰ってくる予定にしてはダメです。

その日は帰れない事態も想定されるので、必ず余裕をもって早めに帰ってきます。(だからせっかく帰省しても、毎回1~2泊しか出来ないんですよね、残念)

また、ある程度除雪が進むと、人や車が通った後の路面は、ボコボコになって非常に歩きにくい!車の運転も要注意ですよ!

 

そしてさらに、歩道と車道の間に雪の壁が登場!

私は大雪の年、その壁の白さと高さにめまいが!!真っ白の迷路にいるみたいで、一瞬どこにいるのか分からなくなっちゃって~(泣)

でもさすが、地元の人は当たり前って感じで、無表情にスイスイ歩いていましたね。

ちょっと青森から脱線しますが、除雪の技術に関して言えば、山形県はダントツに秀でていました!!夜中に除雪車が稼働して、朝出勤するときには、家の前の道路も完璧に除雪完了。

さらに、路面の仕上がりは凸凹も無く真っ平ら!きっと初めて見たら、その技術の高さに芸術的感動すら覚えますよ。

まとめ

 

では、青森県の積雪についての情報を、私の見解からまとめます。

 

  1. 高速道路の整備状況は良いが、チェーンは準備していった方が良い。
  2. 市街地では積雪が多くても少なくても、長靴を準備しておく。
  3. 降り出したらどんどん積もるので、歩くなら傘を準備する。
  4. 青森県全域で積雪量が多いわけではない。海沿いは少ない。
  5. 除雪後の道路状況はあまりよくないので、気を付けよう。

 

初めて冬の青森に行く場合、不安になるのはしょうがない。

でも、実際に経験すれば、「なんとかなる」って分かってきますよ。行ってしまえば、必要なものは現地調達も出来ますから大丈夫!!

ただし、帰りの日程だけは余裕をみておいて下さいね。

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