「先日ニュースで山形蔵王の樹氷が見頃だと言っていました。 ぜひ見てみたいのですが、いつ頃まで見れるのでしょうか?」
「蔵王の樹氷の見頃は毎年いつくらいでしょうか?1月下旬でも見ることってできますか?」
こんにちは!岩手生まれの仙台育ち。生粋の東北人myca です♪
本格的な冬の季節になってきましたね。
寒さが深まると共に、冬のイベント情報もちらほら。どこに行こうかワクワクしますよね!
東北の冬は厳しいですが、その厳しさがあるからこそ見ることが出来る幻想的な景色があります。
それが「蔵王の樹氷」。
樹氷は、アオモリトドマツという木に氷と雪が付着して出来る雪像で、複数の条件が整って初めて見ることが出来る神秘的な光景です。
大きな樹氷が連なる映像は、まさに圧巻の一言!
私は東北出身者ですので雪は見慣れているんですが、蔵王の樹氷には本当に感動しました…!
そこで、「今年の冬は蔵王に行ってみよう!」と計画中の方に、始めてでも安心して楽しめるコツをご紹介します!
逆に、コレを知らないとチョット損するかも。。。
この記事で対策を万全にして、蔵王の樹氷を楽しんで下さいね♪
蔵王の樹氷の見頃はいつ?
~どんな天気のときを狙えばいいの?~
まずは、旅のスケジュールをたてる時に重要な、蔵王の樹氷の見頃の時期をご紹介します!
東北の冬は長いので、実際どの時期に行けばいいのか、難しいですよね…。
結論から言うと、一番見頃なのは「2月」なんです!
2月より前だと、樹氷はまだ成長途中。
反対に2月を過ぎると気温の上昇により雪が溶け、樹氷は細く小さくなってしまいます。
ただし、山の天気は変わりやすいですし、冬季は雪が降る確率も高いので、その点では注意が必要です。
気象庁のホームページなどでは3ヶ月予報などの長期の予報がありますので、参考にしてスケジュールを立てると万全かもしれませんね。
見頃の時期については分かりましたが、時間帯についてもおすすめはありますか?
蔵王の樹氷のライトアップ!
~ただ見るだけ…じゃあもったいない!~
実は、蔵王の最も美しい樹氷を観る裏技があるんです!
それが、冬季だけ開催されている「樹氷のライトアップ」!!
いかがでしょうか?
漆黒の夜空に浮かぶ幻想的な樹氷は、とても神秘的でロマンチックですよね。
凍えるような寒さの中ではありますが、その分市街地のイルミネーションよりも輪郭のくっきりした美しいライトアップを見ることが出来るんですね。
蔵王ロープウェイは冬季限定で上り19:50まで、下り21:00まで営業していますので、夜のライトアップされた樹氷を楽しむのが一番おすすめです!(※2017年シーズンは、2017年12月23日~2018年3月4日まで運行)
また、花火や、プロジェクションマッピングなどが楽しめる「蔵王樹氷まつり」も毎年開催されますので、ぜひ日程をチェックしてからおでかけ下さいね。
【公式サイト】▷▷蔵王樹氷まつり
今年こそはぜひ、ライトアップされた蔵王の樹氷を見に行きたいと思います。
寒さ対策にはどういった準備をすれば良いでしょうか?
蔵王の樹氷を見に行く時の服装
~いざ出発!…その前に!必須アイテムの確認を!~
蔵王の樹氷を見にいよいよ出発!!
…ですが、その前に…。
装備が万全かどうか、絶対に確認をして下さい!
ですので、油断は禁物ですよ!
蔵王現地では調達できないものもありますので、事前の準備は怠らないようにしましょう。
ここからは、私が蔵王に訪れたときに持っていってよかった物や、ガイドさんに聞いたおすすめのアイテムをご紹介しますので、参考にして下さいね♪
【必須アイテム】
- スノーウェア(スキー場に行く格好でOKです)
- イヤーマフ
- 手袋
- 帽子(ニットがベストです)
- ヒートテック
- セーターやニット
- 厚手の靴下
- スノーシューズ、ブーツ
【持っていくと便利】
- ホッカイロ
- 持ち運び用のマグに入れた温かい飲み物
- カメラ
服装については、もしかしたら「やりすぎでは…」と思われるかもしれませんが…笑
蔵王は標高が高い場所にあり風も強いため、体感温度がかなり低くなりますので、このくらいの装備をおすすめします。
また、滑走は禁止されているので、スキーなスノーボードなどは持ち込まないように注意して下さいね。
あっ!?ところで樹氷まではどうやって行けば良いのでしょうか?
蔵王樹氷見学にはロープウェイで
~樹氷への最短ルートをお教えします!~
防寒を整えたら、早速出発!
…でも、蔵王は広いエリアなので、どうやって樹氷を観に行けばいいか迷いますよね。
蔵王の樹氷を見るには、まずは山形県の蔵王温泉を目指します。
その後、「蔵王山麓駅」からロープウェイを2本乗り継ぐと、やっと目的の樹氷を見ることができます。
神秘の光景までは長い道のりなんですね…。
ロープウェイ終着地の「地蔵山頂駅」で降りると、そこはもう樹氷のど真ん中!
大迫力の樹氷群に360度囲まれる、滅多にない経験をすることができます!
ひとつ注意する点としては、ロープウェイは毎日必ず運行しているわけではないということ。
悪天候の場合は運行中止になることもありますので、吹雪や風の強い日は運行業者へ問い合わせをしてくださいね。
公式サイト▷▷蔵王ロープウェイ
帰りは温泉に寄って体を温めたいのですが、どこか良いところはありますか?
身体が冷えたら温泉へ!
~宿泊場所もしっかり確保しましょう♪~
樹氷を堪能したら、冷えた身体を早く温めたい…!
そんなときにおすすめなのが、蔵王ロープウェイのふもとにある「蔵王温泉」。
蔵王温泉は東北でも有数の歴史ある温泉街で、宿泊できる旅館も数多くあります。
もちろん、温泉は天然温泉!雪山で冷えた身体にはもってこいですよね。
肌と血管を若返らせる「美肌の湯」としても有名なので、女性のお客さんもとても多いんです♪
また、ホテルによっては樹氷ツアーと宿泊がセットになったお得なプランを用意しているところもありますので、シーズンが近づいてきたらぜひチェックすることをおすすめします!
【公式サイト】▷▷蔵王温泉
最後に、内容の「振り返り」と「まとめ」をお願いします。
まとめ
- 蔵王の樹氷の見頃っていつ?
- 雪山対策は万全に!持ち物チェックは忘れずに
- 樹氷鑑賞の最短ルートは?
- 本当に綺麗な樹氷を観る裏技!
- 冷えた身体は温泉で温めよう♪宿泊予約もお忘れなく!
今回は、蔵王の樹氷の一番見頃な時期と、鑑賞へ行くときのお得な情報についてご紹介しました。
私は何度か蔵王の樹氷見学にチャレンジしていますが、吹雪で見れなかったり、気温が高くて樹氷が思ったほど成長していなかったり…と、天候によってはいい状態で見ることが出来ないときもありました。
それはとても残念なことですが、人の手が加えられていないという何よりの証拠、ということでもあります。
樹氷は自然が作る奇跡なんですね。
身を切るような極寒の地・蔵王ですが、だからこその美しい景色が待っています。
今年はぜひ、蔵王の樹氷を観に行きましょう!
想像を絶する神秘的な光景が皆さんを待っていますよ♪
また今回紹介しきれなかった、蔵王の関連情報や、宮城の観光とグルメに関する話題は、こちらの宮城の食と旅とこころからもご覧いただけます。
あわせて読んでいただけましたら幸いです。
東北への応援よろしくおねがいします。
こちらの参考記事もどうぞ!