こんにちは!岩手生まれの仙台育ち。生粋の東北人のmycaです♪
突然ですが、「宮城の観光名所」と言われて思いつく場所はどこでしょうか?
松島・蔵王・青葉城・楽天の本拠地…。
…こんな感じでしょうか?
豊かな自然と都会が調和する宮城県ですが、実は全国区の観光地はほんの一握りだったりします。
そのため、県内の観光名所と言われる場所はけっこうすぐに行き尽くしてしまう人が多いんですよね…。
そこで今回は、宮城県を愛してやまない私がおすすめする、マイナーだけどオススメしたい穴場の観光地をご紹介します!
できれば内緒にして独り占めしておきたい場所ばかりなので、次のおでかけ候補に入れてもらえたら嬉しいです♪
目次
1.ザ・穴場!古きと新しきが手を繋ぐ、歴史ある蔵を探訪しよう
まずは、宮城の中でも歴史ある町、大崎市の観光スポットをご紹介します。
大崎市は元々、伊達家の城下町として栄えた歴史をもつ、宮城の中でも古き良き雰囲気が残る場所。
実は伊達政宗は仙台へ移る前、幼少期を大崎で過ごしたと伝えられているんですよ。
そんな大崎市に誕生したのが、「食の蔵 醸室(かむろ)」。
醸室は、元々歴史ある酒蔵だった場所を行政がリノベーションして改修した商業施設です。
施設内には蔵が並んでいて、それぞれの蔵にレストランや酒造店、アンティーク雑貨店などが入っています。
どのお店も蔵の佇まいを残しつつ、オシャレな今風のインテリアになっていてとても素敵な雰囲気なんですよ♪
醸室のお店で特におすすめしたいのは、はっと料理の専門店「福ろう」。
「はっと」とは、宮城の郷土料理で、麺料理のこと。
きしめんをもっと薄く伸ばしたもの、というイメージでしょうか。
しょうゆ味の出汁とつるんとした喉越しがクセになる、宮城県民のソウルフードですね。
歴史ある蔵で、今と昔を感じながらほっとする時間を過ごしてみてはいかがでしょうか♪
【公式サイト】▷▷食の蔵 醸室(かむろ)
2.最新施設で手軽にリフレッシュ!ワンランク上の温泉を満喫しよう♪
手軽に温泉を楽しめ、リフレッシュできる施設として人気のスーパー銭湯。
実は宮城県にはそんなスーパー銭湯がたくさんあるんですよ。
しかも、もう「銭湯」とは呼べないようなクオリティの高い施設ばかり!
その中でも今回は、2017年10月にオープンしたばかりの「サンピアの湯」をご紹介します。
場所は、仙台市若林区蒲町。地下鉄東西線の六丁の目駅から歩いて15分くらいの位置にあります。
このサンピアの湯、大浴場には7種類ものお風呂があり、更に広々とした露天風呂、サウナを完備しています。
もちろん、全て天然の温泉!
まろやかなお湯がとっても気持ちいいんです♪
出来て間もない施設なので、館内はどこも綺麗でオシャレな造り。
これは女性にはポイント高いですよね~!
他にも岩盤浴やマッサージの他、広々とした休憩スペースには二千冊の本があり、ゆっくりと読書も楽しめます。
本格的な料理を楽しめる食事処もありますので、ここにいるだけで1日過ごせるくらいのボリューム感があります。
これだけ楽しめるのに、料金は平日で大人800円!
バスタオル、フェイスタオル、館内着は無料で貸し出してくれるので、手ぶらで行っても問題なし!
なんともお得な施設です。
お風呂上がりにビールを飲んでゆっくり過ごしていると、帰りたくなくなるのでお気をつけて…笑
最新の温泉スポットでゆっくりリラックスしましょう♪
【公式サイト】▷▷仙台湯処 サンピアの湯
3.本当に本州?美しい景色が詰まった広大な庭でここにしかない体験をしよう!
雄大で美しい景色が好きな方に特におすすめなのが「やくらいガーデン」です。
やくらいガーデンは宮城県の北部に位置する加美町にある、15万平方メートルもの広大な敷地をもつ大きな庭。
やくらいガーデンのおすすめポイントは、美しく手入れが行き届いた広大な花畑の風景。
丁寧に手入れされた花々が視界いっぱいに咲き誇る様子は、まるで北海道に来たかのような雄大な景色を見せてくれます。
実際私は、やくらいガーデンの花畑の写真をSNSにアップしたことがあるんですが、友人から「北海道行ってたの!?」とメッセージが来たことがあるんです(笑)
春や秋など、花が旬を迎える季節は特におすすめです♪
また、やくらいガーデンではクラフト体験教室も開催しています。
庭園なのに体験型の教室があるなんてとても珍しいですよね。
内容は、アロマソープやバスボムの作成、花のアレンジメントなど。
楽しみながら受講出来ますので、家族や友人と申し込むのも楽しいかもしれませんね!
残念ながら花が咲くガーデンは12月~3月は閉園しているのですが、代わりにスキー場がオープンしますので、一年中楽しむことが出来ますよ。
美しいお庭で目と心を癒してみてはいかがでしょうか。
【公式サイト】▷▷やくらいガーデン
4.東北一の産地!真っ赤ないちごを思いっきり頬張ろう♪
太陽の光をいっぱいに浴びて赤く色づいた甘いいちご。
そんないちごを思いっきり食べられる場所が、亘理郡山元町にあります!
その場所は「山元いちご農園」。
広い敷地にはたくさんのハウスが立ち並び、中では完熟のいちごがたわわに実っています。
ここではそのいちごを思う存分味わえるいちご狩りが楽しめます!
食べ放題は一回30分という制限つきですが、30分あれば十分な量のいちごを食べることができます!
練乳もサービスしてもらえるので、味を変えて楽しむことができるのも嬉しいですね♪
ちなみに、いちごの棚は子供の目線の高さなので、お子さんといちごを摘んで食べるのも楽しいですよ。
また敷地内にはカフェも併設されていて、スイーツや食事も楽しめます。
おすすめは「いちごカレー」。一瞬ぎょっとしますが、いちごの酸味と甘味がカレーのスパイスにマッチしていて意外に美味しかったです!勇気のある方はぜひお試しを♪
実は山元町は、東北一のいちごの産地。
ですが、2011年の震災で甚大な被害を受け、農園も一時休業を余儀なくされていました。
瓦礫が溢れ、海水が染み込んだ大地を一から整備し、再びいちごが収穫できるようになったのは、農園の皆さんの大変な努力があったから。
人々の想いと情熱が詰まった復興の証のいちごを、ぜひ食べに行ってくださいね。
【公式サイト】▷▷山元いちご農園
5.三陸のてしごとをあなたに。自然素材の手作りせっけんを大切な人へのギフトにしよう
最後にご紹介するのは、三陸の素材が詰まったギフトにぴったりな手作りせっけんのお店。
それが、女川町にある「三陸石鹸工房KURIYA」です。
KURIYAは女川駅前に新しく出来た商業施設、シーパルピア女川の中にあります。
こちらで売られているのは、可愛いころんとした手作りのせっけん。
その姿はまるでショコラのようで、見ているだけでわくわくします。
店内には海藻やシルク、米ぬか、ワイン、カカオなどの変わった素材のせっけんがたくさん!
素材によってたくさんの色があり、どれも欲しくて目移りしてしまうんです…。
せっけんの素材は全て、自然素材を使ったオーガニックなもの。
敏感肌の方も安心して使うことができますね。
普通より小さいミニサイズのせっけんもあるので、プレゼントにもいいですね。
また、お店では3名以上の予約者に限り、せっけん作りのワークショップも開催しています。
1時間ほどで完成するので、気の合う友達同士でいっしょに体験するのも楽しそうです!
震災から立ち上がる中で見つけ出した、自然の強さと優しさが詰まったせっけん。
優しい想いの詰まったギフトとして、大切な人に贈ってみては?
【公式サイト】▷▷三陸石鹸工房 KURIYA
まとめ
- 大崎市:宮城の歴史ある蔵を探訪しよう!
- 仙台市:ワンランク上の温泉施設で上質のリラックスタイムを
- 加美町:本州の北海道!?広大な花畑で目と心を癒やしに行こう♪
- 山元町:復興の証。東北一のいちごを頬張ろう!
- 女川町:三陸のてしごと。想いの詰まった自然派せっけんを買いに行こう
今回は、宮城県の穴場な観光名所をご紹介しました。
こちらの参考記事もどうぞ!
色々回ってしまって、もう行きたい観光地がない…と言われてしまう宮城県。
でも私は、そのくらい色々な場所に行き尽くした方にこそ、宮城の隅々まで行って頂きたいなと思います。
例え小さなスポットでも、その魅力を見つけ出すことが出来るのは、そこに行った人だけ。
本当の宮城の魅力は隠れた穴場にあります!
ぜひ色々なところへ足を運んでみて下さいね♪
これからも東北への応援よろしくおねがいします。
また今回紹介しきれなかった、宮城の観光とグルメに関する話題は、こちらの宮城の食と旅とこころからもご覧いただけます。
あわせて読んでいただけましたら幸いです。