こんにちは!岩手生まれの仙台育ち。生粋の東北人mycaです♪
皆さん、今年の冬の予定はもう立てましたか?
まだ予定がない皆さん!!宮城県を巡る旅に出ませんか?
「冬の東北は寒そう…」
「ウィンタースポーツ以外に何かあるの?」
「雪は苦手!」
こんな風に思っている方、残念ながらけっこういるんじゃないでしょうか。
宮城の冬はそんな皆さんの予想を裏切る、素敵な観光地の宝庫なんです!
今回は仙台育ちの私が、なぜ冬の宮城がおすすめなのか、理由といっしょに観光スポットも紹介しちゃいますよ♪
宮城の冬の観光が何故おすすめなのか?その理由を見ていきましょう。
目次
【理由1】冬の宮城は旬の食材の宝庫!あったか料理でポカポカ♪
実は、冬の宮城には旬の食材がたくさんあります。
有名な特産物から、最近名物となった食材まで、本当に美味しい食材ばかり!
一年を通していつでも美味しいものが食べられる宮城県ですが、中でも冬は格別だと思います。
今回はその中でも私のおすすめの食材を2つご紹介しますね♪
それぞれの食材を使った冬におすすめの温かい料理を食べられるお店もいっしょに紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
1)牡蠣
宮城の冬グルメといえば、これ!というほど有名な食材ですね!
牡蠣の旬は水温の低くなる10月~翌年4月と言われています。
中でも冬場は牡蠣のエサとなるプランクトンが大量に発生するので、丸々と太って旨みを蓄えた牡蠣が味わえるんです♪
牡蠣鍋やカキフライなど、色々な食べ方が出来るんですが、冬のおすすめは断然「焼き牡蠣」!!
宮城県内には、焼き牡蠣をお腹いっぱい食べさせてくれるお店がたくさんあるんです。
中でも、鉄板でガンガン焼く大きな牡蠣が食べ放題、という夢のようなスポットがあります。
それが、日本三景・松島にある「松島焼き牡蠣ハウス」。
煙がもくもくと上がる小屋の中には大きな鉄板が並び、その上で牡蠣をこれでもか!とどんどん焼いてくれます。
食べ放題なので、牡蠣が無くなったら追加で投入!
私はいつも大体2度ほど牡蠣を追加投入しています。夢中なので何個食べたか数えたことはありませんが…笑
アツアツでぷりぷりの大ぶりな牡蠣は、焼いたことにより旨みがぎゅっと詰まって何個でも食べれるくらい美味しいです!
最初に食べ方のレクチャーもしてくれるので、慣れていなくても安心ですね♪
また、気になるお値段ですが、こちらではなんと、45分間2,200円で食べ放題!
東京では絶対に考えられない価格。太っ腹ですね…!
お店は松島の観光地エリアにある「松島さかな市場」という市場施設の中にあるので、松島観光ついでに行ってみるのもオススメです!
松島の牡蠣についての関連記事はこちら▷▷
【公式サイト】▷▷松島さかな市場
2)せり
皆さん、「せり」ってご存知ですか?
そう、春の七草の一つのあの野菜です。
実は宮城県はせりの生産日本一!!
まさに冬の時期が旬なのですが、最近は宮城の新名物として有名になりつつあるんですよ。
宮城のせりが普通と違う点は、葉と茎だけではなく、なんと根っこまで食べること!!
私も最初はちょっと戸惑ったんですが、真っ白で旨みのある根っこの部分はせりの中でも一番美味しかったです!
せりの宮城での定番の食べ方は「せり鍋」です。
鴨や鶏の肉・ごぼう・ねぎなどが入った醤油味の出汁の旨みたっぷりの鍋。
その中にシャキシャキのせりをたっぷり入れていただきます。
え?せりが主役?と思うかもしれませんが(私もそうでした…)せり自体にくせがなく、出汁の旨みをよく吸うので、とても完成度の高い鍋なんです。
そんなせり鍋を美味しく食べられるのが、仙台市内に3店舗を構える居酒屋「蔵の庄」。
宮城の食材を活かした料理が得意なお店なので、せり鍋意外にも郷土料理を食べることが出来ますよ♪
一見地味に見えるせりですが、その正体は食べた人にしかわからない絶品食材。
ぜひ一度お試しください!
【公式サイト】▷▷蔵の庄
冬の宮城観光で冷えた体を温めるには、もってこいのグルメですね。
次に、宮城の冬のおすすめ観光スポットを2つご紹介しますね。
【理由2】遠くまで行かなくても大丈夫!宮城県南で楽しめる冬の絶景がある!
宮城の冬の絶景の代名詞といえば、「蔵王の樹氷」。
全国各地から観光客が訪れる、宮城県屈指の観光地です。
樹氷とは、冷たい空気によって冷却された水蒸気が木に吹き付けられて出来た白銀の樹木。
とてももろい性質なので、樹氷として形を保つには難しい条件が揃わないと不可能なんです。
日本国内では、蔵王の他は青森や秋田まで行かないと樹氷を見ることが出来ません。
北東北は宮城よりもっと気候が厳しいので、交通の面などを見ても樹氷を見るには宮城県が適しているんです。
そんな樹氷ですが、スキーやスノボをしなくても、ツアーに参加することで見学出来るのも手軽でいいところ。
おすすめは、蔵王のスキー場「すみかわスノーパーク」とで運行されている樹氷めぐりツアー。
暖房付きの雪上車で樹氷スポットまで連れて行ってくれるので、とても楽チン♪
ポイントに着いたら、「スノーモンスター」と呼ばれるダイナミックな樹氷群に出会うことができます。
日本とは思えない、ダイナミックな光景ですよ!
ただし、天候によっては猛吹雪のこともありますので、くれぐれも防寒だけはしっかりと対策を…。
また、すみかわスノーパークのふもとには「遠刈田温泉」という温泉街もありますので、樹氷ツアーで冷えた体を温めることも出来ますよ♪
せっかく蔵王に行くなら、樹氷見学といっしょに温泉も楽しんじゃいましょう!
※樹氷めぐりツアーは年によって運行期間が異なるので、必ず公式サイトをチェックして下さいね!
【公式サイト】
▷▷遠刈田温泉
つづきまして、もう一つの観光のおすすめはこちら!
【理由3】大人のテーマパーク!冬がベストシーズンの蒸留所がある!
宮城県の中でも特に大人に嬉しい観光地が、ニッカウイスキーの「宮城峡蒸留所」。
仙台の奥座敷・作並エリアに佇む、歴史あるウイスキー工場です。
こちらは年間を通して工場見学やウイスキーの試飲をすることが出来ますが、他の季節ではなく、ぜひ冬に行って頂きたい理由があるんです!
その理由はズバリ… “景色が素晴らしい” から!
レトロなレンガ造りの工場と、そこに積もる真っ白な雪のコントラストは、どこかヨーロッパの景色のような幻想的な風景。
運良く雪が降ればとても絵になるので、写真はぜひ撮って頂きたいですね!
また、無料で回れる工場見学は案内係の方がきちんと説明をしながら回ってくれるので、ウイスキー好きにはたまらない時間です。
特に貯蔵庫の中は、ウイスキーの香りに包まれて、とても幸せな気分に浸れますよ。
そして、工場見学後の試飲もお楽しみの一つ!
宮城峡の飲みくちはフルーティーで、ウイスキーが苦手な方でも楽しめるのが嬉しいですね♪
体の中から心地よく温まれますので、ぜひお試しくださいね。
宮城峡蒸留所へのアクセスは、JR作並駅から無料のシャトルバスも出ていますので、試飲をしても車の運転をしなくていいところが嬉しいです♪
また、作並駅には作並温泉郷という仙台では有名な温泉街があります!
ぜひ一泊して、温泉と雪景色も楽しんでみてくださいね!
【公式サイト】
▷▷宮城峡蒸留所
▷▷作並温泉
まとめ
- 【理由1】寒さ吹き飛ぶ!あったか宮城グルメで心も体も温まれる♪
- 【理由2】遠出しなくてもOK!日本で一番楽に見に行ける樹氷がある!
- 【理由3】冬しか味わえない!レトロな蒸溜所と雪が調和する景色を楽しめる♪
今回は、宮城の冬の観光について、おすすめな理由とともに観光スポットをご紹介しました。
こちらの参考記事もどうぞ!
雪が降ったり気温が低かったりで敬遠されがちな冬の宮城県ですが、だからこそ楽しめる景色や料理があります。
他の東北5県に比べると雪も気温も優しめなので、寒いのが苦手な方も旅を満喫することが出来るはずですよ♪
私も東京から来た友達に「意外にあったかいね!」なんて言われたことがあります。笑
今しか味わえない冬の宮城を、ぜひ巡ってみてくださいね!
これからも東北への応援よろしくおねがいします。
また今回紹介しきれなかった、宮城の観光とグルメに関する話題は、こちらの宮城の食と旅とこころからもご覧いただけます。
あわせて読んでいただけましたら幸いです。