青森の食と旅とこころ

青森の「のっけ丼」が食べたい!地元民おすすめの新しい海鮮グルメに初挑戦!

投稿日:2017年4月4日 更新日:

 

青森が義実家で、いつしかネイティブよりも青森に詳しくなった。ライターのhira-nobitaです★

 

私の夫は、青森市出身であります。

そして幸せなことに、彼の家族はグルメであり、実家へ帰省するたびに、美味しいものを食べさせてくれます(笑)

ふと、彼のお兄さんが言いました。「のっけ丼、食べに行きなよ」

「こ、これは!!関東生活で舌を磨き、今は地元で毎日美味しいランチを食べ歩いている、あのお義兄さんのおすすめとあれば、逃してなるものか~!」

ということで、今回は青森市民おすすめの「のっけ丼」を、実際に食べた私がその体験をもとにご紹介していきます。

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「のっけ丼」ってどんな“どん”!?

 

そもそも「のっけ丼」とは。「自分の好きな具材を好きなように丼にのっける」はい、それだけです。ですが、これがなかなか無いシステムだと思いませんか?

皆さんも、旅行先で刺身・寿司・海鮮丼などを食べる機会は多いと思います。

日本は海に囲まれ、どこへ行っても新鮮な魚介類が食べられますからね。

しかし皆さん、迷わず注文出来ますか?私はとっても迷いますよ。

 

だって、「マグロ丼・ウニ丼・三食丼・海鮮チラシ・etc.うーん、全部食べたい!選べない!!」って思っちゃう。

それに観光客向けの料金は結構高めに設定されているし…。

でも、見つけました!!

自分の好きなものを好きなだけ、安く美味しく、予算内で食べられる、青森市の「のっけ丼」。さあ、自分だけのオリジナル丼を作りに行きましょう!!

 

青森市民の台所「古川市場 青森魚菜センター」


 

私たち夫婦が、「古川市場青森魚菜センター」に着いたのは、開店と同時の朝7時。

いよいよここで「のっけ丼」を体験!ワクワクします♪(17時まで営業)

そういえば地方を旅すると、朝食はファーストフードが関の山…なんて土地もあるなぁ。

でも港町では市場を探しちゃう!!とれたて鮮魚、やっぱり食べたいですよね。

この古川市場は、地元の人もよく利用するらしく、魚介類だけではなく、筋子やタラコ、惣菜、肉、漬物など、ご飯のおかずにぴったりな食材がたくさん!

それに青森駅から徒歩6分、フェリー乗り場も近いので、早朝着の旅人などには朝食としてもぜひおすすめです。

ちなみに駐車場はありますが、すぐ満車になるので、近隣の有料パーキングを利用した方が良いでしょう。

 

 

絶対ハマる「のっけ」システム

さて、「のっけ丼」のシステムとは?

はじめに、チケットを購入。

Check✓
(税込)1080円の10枚綴りと、540円の5枚綴りの2種類があります。

 

一人で10枚と5枚を買うも良し、10枚を二人で分けるも良し。

「遊園地で回数券を使って乗り物にのる感じかな!?」

ではまず、どんぶりご飯を買います。

普通盛はチケット1枚、大盛は2枚。

チケットは、市場の中のお店どこでも利用出来て、だいたいどのお店でも1~3枚分の小皿で商品が並べられています。

各店舗で丼を渡して「これ、くーださい!」と駄菓子屋の子どもみたいにお願いし、津軽弁の店員さんが具材をのっけてくれる。これを色んな店舗で繰り返すのです。

するとだんだん本気モードに。「食をテーマに自分の作品を作る」感覚で、食べる前の「のっける時間」も楽しめるシステムですよ♪

 

 

十人十色の「のっけ」方


どんぶりを手にすると、目に付いたものからのっけてしまい、食べるときに「あれ?なんでこんな仕上がりに?」という失敗パターン…。

皆さんも、バイキングなどで同じような経験ありませんか?

例えば夫は肉や揚げ物が好き。空腹だったので、無意識のうちに前沢牛やコロッケを丼にのせておりました。せっかくの鮮魚市場なのに(泣)

また私の場合は、「好きな具をのせていい」という自由さが、逆にプレッシャーとなって、どれが正解か、損はしていないかと考え込んで思考停止(笑)

なので、先に市場内をぐるっと下見してから、もっと肩の力を抜いて、自分の好きなモノをのせるべきだったなあ~と。

 

しかし、無限の可能性のなかから、自分の食欲が選んで完成した奇跡の1杯は、食べるのも普通の海鮮丼より何倍も楽しかった♪

 

結果的に、夫婦で1080円チケットを2綴り購入し、夫がごはん大盛と9品・私が普通盛りと7品・しじみ汁を二人で1杯という、非常にコスパの高い食事をいただくことが出来ました。

余談ですが、私たちの隣の席で男性がひとり、青森産無添加の板ウニ1300円を追加購入し、超豪華ウニ丼を作っていたのには、賛辞を送ります。

 

青森の特産食材をのっけよう


では、せっかくですから、青森ならではの食材をのっけましょう!

私ものっけた、ホタテ・ウニ・イカ・ヒラメ・マグロ・すじこ・青森もずく

これら全て青森産です!他にも人気のエビ、カニ、サーモン、カンパチ、ホッキ貝、イクラ、しじみ。

 

挙げたらキリがありませんが、とにかく青森産の新鮮な魚介がおすすめ!!

 

他にも、青森名物のねぶた漬やイカメンチ、イカ沖漬やナマコなどの珍味も揃っています。

魚が苦手な方も、お惣菜がたくさんあるのでご安心を。

そして青森市は、札幌や小樽と漁場は同じ。北海道からも新鮮な魚介が入荷されるし、しかも築地みたいに混雑もしていない!海鮮市場としては、ものすごい「穴場」なのです。

ちなみに、各店の合間にちょこちょことイートインコーナーがあり、醤油・わさび・箸も揃っていて、食べたり休憩したり、自由に利用出来るようになっていました。

まとめ

 

青森魚菜センターの「のっけ丼」、おすすめポイントをまとめました。

 

  1. 駅から近くて、早朝から営業している
  2. 自分だけのオリジナル海鮮丼が作れる
  3. 選んでのっけるシステムも楽しめる
  4. 地元民もランチで利用するほどの安さ
  5. 青森特産品を味わえる穴場の鮮魚市場

 

市場の中をグルグルまわって、自分だけの「わがまま丼」を作って楽しむ。ひとりでも二人でも、家族大勢でも楽しめて、安くて美味しい!もう大満足!!

あなたも青森市に立ち寄る機会があれば、ぜひ味わってみてくださいね♪(ねぶた祭期間・ゴールデンウィーク・年末年始は、混雑する時間もあり)

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