岩手生まれの仙台育ち。生粋の東北人mycaです♪
蔵王といえば、東北屈指の観光スポット。
夏はお釜、冬はウィンタースポーツ…。
季節ごとに色々な楽しみ方がある蔵王ですが、しっかり何日かかけて観光をしたことがある人はそんなに多くないのではないでしょうか?
実は私もその一人で、御釜の観光とか、スノボに行くとか、日帰りでスポット的な楽しみ方しかしたことがありませんでした…。
東北出身者として「このままではマズイ!」と思い、改めて蔵王を巡り、特におすすめしたいと思ったスポットをまとめてみました。
初めて行く方もバランス良く楽しめるよう、名所・食事・お宿・穴場・遊び場の5つをまとめてみましたので、蔵王観光を計画している方はぜひ参考にしてみて下さいね♪
目次
蔵王はどこにある?交通機関は何を使えばいい?
まずは、蔵王の立地とアクセス方法についてご紹介しましょう。
蔵王とは、「蔵王連邦」という山脈のあるエリア全体を指します。
蔵王エリアはとても広く、山形県・宮城県の2県に跨っています。それぞれの県側の代表的な観光地としては、
山形県側:蔵王温泉、蔵王ロープウェイ、蔵王温泉スキー場
宮城県側:御釜、樹氷鑑賞、蔵王国定公園
などがあります。
ですが、宮城県~山形県を結ぶ「蔵王エコーライン」という道路がありますので、どちらの県側から行くかはそれほどこだわらなくても問題ありません♪
アクセスは宮城交通・山交バスなどの運行もありますが、エリアが大変広くバスの本数もかなり少ないため、基本的に公共交通機関はあまりオススメできません…。
新幹線の場合は駅からレンタカーを借りるなど、なるべく車で巡ることをオススメします!
まずは蔵王の代名詞・御釜に行こう!
まずは、文句なしの有名観光地「御釜」からご紹介!
御釜とは、蔵王にある火山湖のこと。
釜状の湖なので、「御釜」という名前が付いたそう。
天気によって湖面の色が変わることで有名で、別名「五色湖」とも呼ばれているんですよ。
私が行ったときは、夏場で、湖面は美しいエメラルドグリーンでした。
湖周辺の山の景色も壮大で、思わずみとれてしまう風景ですね。
蔵王に行くなら外せないスポットです!
注意する点としては、例え夏場でも一枚羽織るものを持っていくこと!
御釜周辺は高山地帯ですので、山の下が晴天でも頂上付近は気温が低いことがよくあります。
うっかり薄着で行くと後悔しますので、お忘れなく!
※11月初旬~4月下旬まで御釜へ通じる道路(蔵王エコーライン)が閉鎖となるため、御釜へは行けませんので注意して下さいね。
蔵王の新たなランチの名所!小学校跡で本格ピザを食す♪
ここ最近蔵王ランチの新たな名所として話題となっているのが、「森のピザ工房 ルヴォワール」です。
こちらはとてもレトロな平屋建ての建物にあるレストランなんですが、元々は小学校だった建物が廃校となり、そこをほぼそのまま利用しているのだそうです(ちなみに、厨房は職員室でした「笑」)。
ルヴォワールの名物は、その名も「お釜ピザ」!!
このピザ、生地が御釜のような釜状の形になっていて、その中にたっぷりとチーズが入っている面白いピザなんです。
生地が先に無くなりそうなほど、とにかくチーズの量がすごい…!
もちもちの生地とアツアツのチーズは相性抜群!
けっこう量がありますが、あっという間に食べ切れちゃいますよ~。
チーズは蔵王の名産品でもありますので、ぜひ一度食べてみることをおすすめします!
【公式サイト】▷▷森のピザ工房 ルヴォワール
蔵王に泊まるなら…温泉でしょ!おすすめ宿はこちら!
活火山の蔵王。もちろん、温泉も湧いています!
山形側には蔵王温泉という温泉郷があり、たくさんの温泉宿が並んでいるんですよ。
中でもぜひおすすめしたいのが、「おおみや旅館」です。
おすすめのポイントは、旅館の内観と露天風呂。
シックな外観の旅館に一歩入るとびっくり!
館内の床は客室も含め全て畳張りになっており、い草の懐かしくいい香りが漂っています。
また、館内全体が大正時代風の造りになっていて、どこかノスタルジックな気分に浸ることができます。
そして露天風呂は、この旅館にしかないとても個性的なお風呂。
なんと、旅館に隣接する石垣から温泉の源泉が湧き出しており、それを直接露天風呂にひいているのだそう…!
これは驚きですよね!
レトロモダンな旅館と、石垣から源泉が湧き出す不思議な露天風呂。
ぜひ直接体験してみよう!
【公式サイト】▷▷蔵王温泉 おおみや旅館
穴場的な春イベント・みやぎ蔵王えぼし すいせん祭り
冬場は多くのスキーヤーが訪れるえぼしスキー場ですが、実はシーズンオフにも色々とイベントが開催されています。
その一つが、「すいせん祭り」!
冬場はゲレンデとなる場所に50万株の水仙が咲き誇る見事な光景を見ることが出来ます。
夏のゲレンデの有効活用ですね!
目の覚めるような一面の黄色と木々の緑、そして空の青のコントラストは一見の価値あり!ですよ。
冬とはまた違う、色彩溢れる春のスキー場にもぜひ、足を運んでみて下さいね♪
【公式サイト】▷▷みやぎ蔵王えぼしリゾート
※すいせん祭りの開催期間は4月下旬~5月中旬。詳細な日程は公式サイトをチェックしてくださいね!
宮城蔵王キツネ村でキツネたちと遊ぼう♪
最後は少し変わった観光地をご紹介します。
その名も「宮城蔵王キツネ村」!
こちらは日本で唯一のキツネ専門の動物園なんですよ~!
動物園と言いつつ、実際は100匹以上のキツネが敷地内に放し飼いにされており、自由に触れ合うことが出来ます。
おすすめはキツネたちの体毛が冬毛の時期に行くこと!
もふもふのキツネたちはなんとも言えない可愛さなんですよ~♪
人懐っこいキツネたちばかりなので、びっくりさせなければ噛まれたりしませんが、小さいお子さんを連れて行かれる方は念のため気をつけてくださいね。
キツネってこんなに可愛いの!?とびっくりすること間違いなし。
蔵王以外ではあまり触れ合うことが出来ない動物なので、ぜひ会いに行ってみて下さいね♪
【公式サイト】▷▷宮城蔵王キツネ村
まとめ
蔵王ってどんなところ?交通機関は何を使えばいい?
【名所】まずは蔵王一番の名所、御釜を観に行こう!
【食事】蔵王の新たな名物!お釜ピザを食べよう♪
【お宿】せっかく蔵王に行くなら温泉に泊まろう!大正ロマンの宿でゆったり♪
【穴場】蔵王の春の穴場イベント!ゲレンデに咲き誇る圧巻の水仙!
【遊び場】日本唯一!キツネだけの動物園でもふもふのキツネ達と触れ合おう♪
今回は蔵王のおすすめスポットを5つの種類に分けてご紹介しました。
私も改めて蔵王を巡ってみて、こんなにも多くの名所があったことに驚き、もっと早く知りたかった!と悔しくも感じました。
日帰りなんてもったいない!ぜひ連泊して車で色々なところに出かけてみて下さい。
雄大な自然と数々の素敵なスポットで、楽しい思い出が作れること間違いなしですよ♪
今回、紹介しきれなかった蔵王の関連情報や、宮城の観光とグルメに関する話題は、こちらの▷▷宮城のおすすめ観光とグルメについて50人の口コミを集めてみた!からもご覧いただけます。
あわせてご覧いただければ幸いです。
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