こんにちは。「行き当たりばったり」が信条の「良い加減にイイ加減!」主婦代表、megdigです。
宮城のオリジナルスイーツで一番人気と言えば、まず初めに思い浮かぶのが、この「ずんだ」。
夏の終わりに、発作的にすんだ餅が恋しくなりました。
枝豆をはじめ、「豆」というものは急に食べたくなったり、食べ始めると止まらなくなる魔力があります。
この時も、若干青臭さのある枝豆の香りと食感が脳裏をよぎり、悶々としていました。
東京で、ずんだ餅を買おうとすると、大丸東京店に行くか、アンテナショップに行くしかないんです。
でも、そんな余裕が無かったり、「わざわざ電車に乗って買いに行くのもねぇ」と思ったら、いっそ自分で作ってしまえばいいんです!
あんこだって、小豆を煮れば作れるのだから、きっとずんだも枝豆を煮れば作れるはず!
普段、最低限の料理しか作らない主婦が、「きっと自分で作れるはず」という妙な自信をもとに、ずんだ餅を作ることにしました。
せっかく、ずんだ餡を作るなら、すんだスイーツにも挑戦しました。
わたしが作れるものならば、世の人々が作れないはずがありません。
今回は、作り始めたら意外と簡単だった、ずんだスイーツの作り方を2種類ご紹介します。
特別な材料や器具は必要ありませんよ。
1. まず、ずんだスイーツの基本「ずんだ餡」を作ります。
ずんだ餡は、もちろん枝豆から作ります。
夏のシーズンであれば生も枝豆がスーパーでも売られていますが、もしシーズンを外してしまったら冷凍枝豆を利用しましょう。
冷凍枝豆で「塩ゆで」の商品を利用する場合には、流水解凍時に塩抜きできるので試してみてください。
レンジや自然解凍しても、後から塩抜きが必要なので、流水解凍の方がラクチンです。
【ずんだ 作りの準備】
材料:
枝豆 500g (袋入りの生枝豆は、概ね1袋で250gです。)
砂糖 大さじ5杯 (後で適宜お好みで足してください)
塩 ひとつまみ
※ツヤを出して滑らかに仕上げる場合には、水飴があるといいです。
使用する器具:
フードプロセッサー または すり鉢&すりこぎ
手順
1. 枝豆をさやごと良く洗います。
2. たっぷりの水をお鍋に入れて火にかけ、枝豆を茹でます。おつまみ用ではないので、塩は入れません。やわらかめに茹でるのと、あとの作業が楽になります。
3. 茹であがったら、ざるにあげます。
4. 豆を剥きます。さやから豆を取りだすだけではなく、中の薄皮も剥きます。そうすると、後から裏ごしする必要がなくなります。全ての皮をむくと、500gの枝豆が250gになりました。大体半分ぐらいですね。
5. フードプロセッサーに、皮を剥いた豆を入れ、数回に分けて細かくします。すり鉢を使う場合には、最初にすりこぎで豆をつぶしてから摺ります。
6. ある程度細かくなったら、砂糖、塩を入れます。なかなか滑らかにならないようであれば、お水を入れます。(お湯を入れた方が、砂糖が溶けやすいです。)砂糖は、豆50gに対して大さじ1杯を基準として、味見をしながらお好みで足してください。
7. フレッシュな感じを楽しむ場合は、このまま餡として使います。艶のあるねっとり感を楽しむ場合は、⑥と更にお湯、水飴を鍋に入れて弱火で練ります。焦げやすいので、気をつけてくださいね。
2. ずんだ白玉を作ってみよう!
ずんだ餡ができたら「ずんだ餅!」といきたいところですが、なんか「チュルッ!」っと食べたい気分だったので、白玉を作ってずんだ餡と合わせてみようと思います。
【ずんだ白玉 作りの準備】
材料:
白玉粉 100g (二人分ならこの程度で十分です。)
水 90cc
使用する器具:
ボール 鍋 お玉
手順
1. ボールに白玉粉を入れます。
2. 分量の水を少しずつ入れ、よく練ります。耳たぶ程度の硬さになるまで、ひたすら練ります。紙粘土っぽさが残っているうちは、まだまだです。
3. 一口程度の大きさに丸めます。練りが足りないと、うまく丸まりません。
4. 丸めた白玉を、鍋に沸騰させたお湯の中にポンポン入れます。白玉粉を練り始めるタイミングで、鍋に水を入れて火にかけておくといいですよ。
鍋に入れた白玉は、最初は鍋の底に沈みますが、火が通ると浮いてくるのでそれをすくって冷水に突っ込みます。
5. 水を切って、器に入れます。ずんだ餡を添えて出来上がり。
3. ずんだミルクプリンを作ってみよう!
余ったずんだ餡は、ミルクプリンにしてみました。
「寒天ダイエット」に挑戦した時の残骸の粉寒天があったので、寒天で仕立てました。
硬さはミルクの分量で調整できます。
わたしは「ジュルッ」という感じで作りました。
【ずんだミルクプリン 作りの準備】
材料:
粉寒天 4g
水 200cc
牛乳 600cc
ずんだ餡 150cc
砂糖 100g (ずんだ餡の甘さに影響されるので、適宜調整してください。)
使用する器具:
鍋 お玉 カップ
手順
1. 鍋に分量の水と粉寒天を入れて火にかけ、寒天を溶かします。
2. ここに牛乳を加えます。ただし、冷たい牛乳を入れると、せっかく溶けた寒天が固まってしまう場合があるので、少し電子レンジで温めておくと良いです。(ポヤっと程度)
3. 更に、砂糖とずんだ餡を入れて、よく混ぜます。味見して、砂糖の量を調整してください。
4. 器に入れて、荒熱を取ってから冷蔵庫へ入れます。
5. お好みでデコって、出来上がり。
宮城ではお正月にずんだ餅を食べるのが定番なのですが、逆に言うとお餅ぐらいしかメジャーな食べ方を知りませんでした。
ずんだを使ったスイーツについてとても参考になりました。
それでは、まとめです。
まとめ
それでは、超ド素人でも作れる簡単ずんだスイーツの作り方のコツをまとめてみましょう。
- 枝豆は、よく茹でて柔らかく。薄皮まで剥いて使います。
- ずんだ餡は、お好みで豆の食感を残したり、滑らかに仕上げたり、工夫してみましょう。
- 白玉は、よく練って丸めるだけで簡単に作れます。冷たいデザートとの相性抜群。
- ずんだミルクプリンは、牛乳を温めてから鍋に入れること。ずんだ餡は滑らかにした方が舌触りが良いかもしれません。
- 寒天は、ゼラチンに比べてシッカリ固まります。ずんだミルクプリンの硬さは、牛乳の量でお好みで調整してみてください(理由:実際には、牛乳の量は500ccで作って、「ジュルッ」よりも硬く出来上がっちゃいました。100ccを追加したところで「ジュルッ」になる保障が無いため、逃げ道を作りました)。
お菓子作りド素人のわたしでも、思っていたより簡単に作ることができました。
しかも、適当にやっても大丈夫!
また、ずんだ餡は冷凍しても問題無いので、旬の時期に安くておいしい枝豆をたくさん買ってきて、たくさん作って冷凍保存しておいてもいいですね。
みなさんも、興味があったら作ってみてください。本当に、とっても簡単だから!
今回、紹介しきれなかったずんだの関連情報や、宮城の観光とグルメに関する話題は、こちらの▷▷宮城のおすすめ観光とグルメについて50人の口コミを集めてみた!からもご覧いただけます。
あわせてご覧いただければ幸いです。