「鳴子峡の紅葉の様子はどうですか?見頃具合と綺麗さについて教えてください?」
「鳴子峡の駐車場がかなり混雑することを聞きました。朝早く行けば駐車場に入れますか?」
こんにちは。宮城出身で山歩きの達人でもある、ライターのケロスケです♪
そうだ!鳴子峡(なるこきょう)いこう!
そんな、どこかのCMで聞いたことのあるフレーズが思い浮かんだ2016年11月。
その前日に、たまたま職場で鳴子の紅葉の話題が出て、そう言えば「紅葉の時期」だなぁと思ったのが旅のきっかけでした。
この週の日曜日は、忙しい僕もちょうど予定が何もない日。
週末、鳴子に紅葉を見に行 ”こうよう” (笑)と軽快なジョークで妻を口説き落とし、いざ出発することに٩( ‘ω’ )و
と、言うことで今回は鳴子峡の紅葉についてバラエティに富んだ情報を書いていきます。
これを読まないとチョットもったいないかも知れませんよ~。
鳴子峡の紅葉の見頃はいつ?
~出かけるその前に~
僕が受ける質問で一番多いのが、コレです。
せっかく紅葉を見に出かけても時期が合わなかったら台無しですよね。
ですので、まずはじめに鳴子峡の紅葉の見頃の時期についてチェックしていただきたいと思います。
この写真は、ちょうど見ごろのピークの11月上旬のモノです。
鳴子峡紅葉の見頃お問い合わせ先▷▷鳴子観光・旅館案内センター
また、東北では11月中旬を過ぎると降雪の可能性もありますので、車で来られる方はスタッドレスタイヤなどを装着するなど、何らかのスリップ対策をされることをオススメします。
紅葉の鳴子峡へ、いざ出発!
~渋滞や駐車場はどうなっているの?~
午前10時。自宅のある仙台市を出発。
余計な出費をおさえるため高速自動車道(泉~古川間往復で2000円ちかくかかります)は使わず、ひたすら国道4号線を使い加美群(かみぐん)を目指します。
このルートだと、国道4号線を北上して古川(ふるかわ)から岩出山に入るよりも、渋滞が少ないので早くて快適です。
途中、お昼を食べに岩出山で有名どころの蕎麦屋【もみじの】で昼食を取ったり、震災後の復旧工事から回復したばかりの【有備館(ゆうびかん)】に立ち寄ったりしながら、国道4号線をゆっくり北上。
と、ここまでは滞りなく順調だった道が、あれ?ぜんぜん進まなくなった(汗)。
鳴子の麓(ふもと)に入ったあたりから渋滞に遭ってしまいました。
かなりゆったりした進行速度で午後3時に鳴子峡レストハウスに到着しました(寄り道無しなら仙台から1時間半ぐらいの距離です)。
鳴子峡レストハウス
所在地 :宮城県大崎市鳴子温泉星沼13−5
お問合せ:Tel 0229-87-2050
駐車料金:大型1,000円、中型700円、普通500円、バイク200円
僕の車は普通車だったので駐車料金は、500円かかりました(料金がかかるのは紅葉の見ごろだけ)。
このレストハウスの500m手前には、大崎市市営の駐車場(第1~第3まであり)もありますが、残念ながら、紅葉の時期はこちらも有料とのこと。
それを知ってかしらずか?
鳴子市営駐車場に車を停めて、ここから真っ直ぐ歩いてレストハウスに向かってくる人もけっこういます(遊歩道の入り口近くになっている駐車場もあります)。
鳴子峡を散策
~美味しい鳴子グルメに舌鼓(したつづみ)~
車を降りてチョット歩くと、食べ物の良い匂いがしてきました٩(•౪• ٩)
屋台の集まりです。
ここの屋台では定番の、
- 焼きそば
- フランクフルト
- アイス(かなり寒い日でしたが・・・)
などが食べれる他、珍しいモノでは”岩魚(いわな)”の塩焼き(一尾600円)などをいただくことが出来ます。
この日は、先に有名どころの蕎麦屋さん ”もみじの” で食事した後で、お腹がいっぱいだったため、岩魚の塩焼きは断念(´・ε・̥ˋ๑)
ですが、以前食べたときの感想を述べると、岩魚は骨まで食べることが出来、岩魚自体の旨みと塩気が絡まって絶妙な美味さ!自身をもってオススメ出来る一品です。
また、屋台の他に鳴子峡レストハウス内では、
- うどん
- そば
- カレー
- 牛丼
などが食べられる他、
屋外テラスでは、鳴子峡名物 ”きのこ汁” も食べることが出来ます。
鳴子峡の紅葉以外の楽しみ方
~鳴子峡の遊歩道ハイキング~
鳴子峡には遊歩道があり、そこを通ると、弁慶岩(べんけいいわ)や、不老滝(ふろうたき)などを見て歩くことが出来ます。
それまでも何度か鳴子峡には来ていたのですが、僕は遊歩道に降りたことが一回もありませんでした。
この日は、日ごろの運動不足を解消したくなり、思い切って遊歩道の観光の目玉の一つ“回顧橋(かいこきょう)”を見るため下まで降りてみることに、
傾斜のキツイ急な階段が続く、明日の筋肉痛が気になったものの、閉門まであまり余裕がないので意を決して急いで降りることに。
苦労しながら最終地点まで降りましたが、降りた先で見た景色は、とても素晴らしい景色でした。
途中で見た景色も素晴らしかったですが、やはり、苦労してゴールに到達したという達成感も手伝い、ここからの景色が一番こころに残りました。
鳴子峡の美しさに見惚れ、もうチョットこの場に滞在していたかったのですが、閉門の時間が気になり帰ることに。
行きも急な下り階段で足元に気を配りながらの移動で大変でしたが、帰り道はそれ以上に過酷でした。
なんせ、降りるのが大変な階段を今度は上っていくわけですから。
10分ぐらい休憩した後、肩を貸してあげて、なんとか帰ってきました。
遊歩道には老若男女さまざまな人が行き来していましたが、体調の悪い人はチョット注意が必要かもしれません。
遊歩道はこの時期、人人人。
「こんなにも多くの人が訪れるんだ!」と感心するぐらい沢山の人でゴッタ返します。
また、傾斜も急なため、途中で倒れると大変危険です。
途中、休憩できるような椅子もないので、体調が悪くなった方は、その場でしゃがんで安全を確保してから休まれることをオススメします。
なんとか、回顧橋を上りきると、
「すみませ~ん、写真撮ってもらってもいいですかぁ」
と、若い女性の2人連れに声を掛けられました(灬╹ω╹灬)┣¨キ┣¨キ*
僕は、どういうわけか旅先で写真をよく頼まれます。
人柄の良さがにじみ出ているせいでしょうか?(笑)
いつぞやは、こんなエピソードがあります。
あれは、岩手県の ”厳美渓(げんびけい)” に観光にいったとき、吊橋を渡っていると、20代のカップルに「すみませ~ん、写真とってもらっていいですか?」と、声を掛けられ、「はい、いいですよ」と気さくに応えて、写真をパシャリ!。
「うん、我ながら美味い感じに撮れたなぁ╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !」
意気揚々と撮れた写真をカップルに見せたら、ここで思わぬどんでん返しが・・・、
てっきり感謝の言葉が来ると思いきや、
「う~ん、まぁ、チョット・・・ま、いいです」
( ・ὢ・ ) ムムッ。って、えっ!?、ありがとうは・・・?と、一瞬思いましたが、
そこはそれ、ナイスミドル(自称)な僕としては、そんなことを億尾にも出さず、その若いカップルの後姿を笑顔で見送るのでした。
ちなみに、このエピソードは、心温まる話題として、今でも我が家では語り継がれています(笑)。
鳴子峡の紅葉時期はトイレも混む?
~鳴子峡レストハウスがおすすめのワケ~
僕の写真エピソードはさておき、こういう観光地に来て、困る問題に何があるかと言うと、一番はじめに思い浮かぶのがトイレの問題ですね。
男性である僕は、トイレ探しでそれほど困った経験はありませんが、
問題は女性用のトイレ。
男性用トイレの3倍以上は常に混んでいるイメージがあります。
この日も、女性用のトイレには長蛇の列が出来ていました。
そこで、鳴子峡レストハウスで空いているトイレに入る裏技?をご紹介します。
ここ鳴子峡レストハウスには、入り口のすぐ側の目立つところに新しいトイレが。
そして、その奥に古い屋外トイレがあり、皆こぞってそこに行くのですが。
実は、もう一つ、隠れ家的なトイレがあるのです。
その場所はというと、
実は、レストハウス内にあるこちらのトイレ。
意外にも、ここだとほとんど並ぶ必要がありません!( ✧Д✧) カッ!!
さらに、屋内にあるので、この時期でも寒くなく、清潔感もあります(✿╹◡╹)ノ ※外のトイレも十分清潔です。
なぜ?、これだけ良い条件が揃っているのに、このトイレは並ばないのか?
とても不思議ですが、僕が想像するに、
そのような理由から、このトイレは混まないのではないでしょうか?
鳴子峡からの帰り道
~鳴子峡周辺の観光スポット~
16時半になり、日も沈みかけてきたのでボチボチ帰ることに、
帰りも着いたとき同様、いえ、それ以上に渋滞しています。
この時間帯になると、鳴子峡観光で来た、我々と同じ観光客の他に、
このときは、坂を下りきった辺り、ちょうど”農民の家”がある辺り(鳴子峡を出て5km先ぐらい)まで渋滞していました。
さすがに運転も疲れてきたので、途中にある「あ・ら・伊達な道の駅」でトイレ休憩をとることに。
この、「あ・ら・伊達な道の駅」ですが、
- レストラン
- 産直市場
- お土産屋さん
などがあり、道の駅としては、かなり大きい規模です。
また、展示ブースには有名な戦国武将のモノでしょうか?
たくさんの鎧(よろい)が飾られており迫力満点!
さらに、長い螺旋階段を昇った先には展望ブースもあります!
この日は強風のため扉が閉ざされていましたが。
この道の駅で、妻に運転を替わってもらい、僕は座席のシートを倒し、そして夢の中に・・・
1時間後。ふと、目を覚ますと、もう自宅のある仙台に着いていました。
家に帰るまで、何も言わず運転を替わってくれた妻に感謝です。
- 運転を交代する
- 公共交通機関を利用する
- ところどころ休憩を挟む
などして安全運転に努めましょう。
まとめ
- 紅葉の見頃は10月中旬~11月の上旬
- 駐車場は9時以降だと混んでくる
- 鳴子峡では様々なグルメも楽しむことができる
- 遊歩道からも素晴らしい景色が楽しめる
- 鳴子峡レストハウス内のトイレが空いている
- 帰り道にある「道の駅」も見どころ満載
鳴子峡は、紅葉の時期はかなり混みます。
まだ、それほど混んでいない午前中に観光を済ませ、お昼ぐらいに帰ると渋滞に巻き込まれずに済みそうです。
ですが、紅葉の一番見ごろの時間帯は、夕暮れになり赤い夕日に照らされ、ますます赤みを帯びた紅葉の山々だと個人的には思います。
混まない時間帯を選んでいくもよし、渋滞を逆に利用して、車内からゆっくり紅葉を眺めながら帰るのも、また素敵です。
最後になりますが、遊歩道を歩かれる際は、体力をかなり消耗しますので、体調が優れないときは無理をしないようにしましょう。
また、紅葉の見ごろの時期は3~4週間と意外に短いので、見逃さないよう計画をしっかり立て、楽しい旅を迎えられることを切に願います。
今回紹介しきれなかった、鳴子峡の話題や、宮城の観光とグルメに関する話題は、こちらの宮城の食と旅とこころからもご覧いただけます。
あわせて読んでいただけましたら幸いです。
これからも東北への応援よろしくおねがいします。
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