「冬休みに山形県の米沢観光を計画しています。おすすめの観光地など教えて下さい。」
「米沢周辺でおすすめの観光スポットはありますか?また、おすすめグルメもありましたら教えてください。」
山形在住歴がある、山形歩きの達人。hira-nobitaです♪
私は山形市に10年以上住んでいたことがあって、当時は営業という仕事上、山形県の村山地方一帯を車で走り回っていました。
でもあくまで仕事で、観光地には立ち寄ったことがありません…って、当たり前ですね(笑)
何年か前の冬、当時の仕事仲間3人で女子旅をすることに♪
しかし、日程は1泊2日であまり遠出はできず。
そこで、仕事では頻繁に通ったのにプライベートで遊んだことのない米沢市に行ってみよう!ということになりました。
米沢市は、山形市内からは車で1時間ちょっとだし、新幹線なら東京駅から約2時間で到着できます。
今回は、そのとき旅したコースを参考に、私が勝手にプランした、冬の米沢観光モデルコースをご紹介します!
目次
1. 冬の米沢観光マップ ~寄り道を楽しむ~
私たち3人の旅は、友人の運転で、山形市を出発するところからスタート!
山形市から一般道で行く場合は、上山・南陽・高畠を通過して米沢市へ入ります。
記事と併せてお使いください♪
1. 米織(よねおり)観光センター
まずはここに立ち寄ります。
高畠町、山形市内から40分ほど運転してきたところで、休憩をとりつつ旅の情報を仕入れましょう。
広々としたフロアでは、山形県の名産品や特産品も展示。
また、飲食コーナーには山形蕎麦や米沢牛専門店もあるので、ここでランチをとっても良いかもしれませんね。
2. 高畠ワイナリー
次に、時間に余裕があれば、地元のワイナリー見学もおすすめ!!
こちらのワイナリーはテラス前に眺望の良い広場があり、子どもや家族連れのお客様がのんびり過ごせます。
ショップでは、高畠ワインの試飲ができ、ワインにぴったりの多様な食材が揃っています。
お酒を飲まない友人が運転してくれていたので、私は何種類ものワインをクピクピと試飲。
みんなで旅館で飲むためにと、白ワインを1本購入しましたよ。
ちなみにこちらでは毎年、10月上旬に秋の収穫祭が開催されており、私も2回ほど参加!!
青空の下でワインを飲みながら、ちょっと焦げた厚切りベーコンにブルーチーズでジャズの生演奏…はぁー、たまりませんね(笑)
美味しいベーコンと、ブルーチーズをつまみに、ワインを飲みながらジャズの生演奏も楽しめるなんて、とても羨ましいです。
他にもおすすめの観光名所やグルメはありますか?
2. 米沢の観光名所をめぐる ~米沢グルメに舌鼓(したつづみ)~
1. 上杉城史苑
米沢市に入ったら、まずはここへ。
米沢市を訪れる観光客のうち、9割の人が間違いなく足を運んでいる、旅行会社ツアーのコースにも必ず選ばれている観光名所です。
周辺には、上杉神社・上杉伯爵邸・松岬(まつがさき)神社・上杉博物館伝国の杜などの観光スポットが集中しているので、いっぺんに見て回ることが出来ます。
きれいで広いし、きちんとしたレストランもありますが、外では米沢牛グルメやジェラートが買えて、食べ歩きできるのがまた嬉しい♪
外は寒いので、私は玉こんにゃく、友人は米沢牛コロッケで小腹を満たして温まり、思わず笑顔に。
また、上杉謙信が祀られている上杉神社には、米沢市民は初詣や安全祈願などで訪れます。
ここで毎年2月の第2土曜・日曜に開催されるのが、上杉雪灯篭まつり。
雪灯篭約300台と雪ぼんぼり約1000個が飾られ、鳥居までの雪道をオレンジ色の光が優しく照らし、多くの観光客が訪れる人気のイベントです。
2. 酒造資料館 東光の酒蔵
いきなり余談ですが、私の2番目に勤務した会社は、毎年東北各県への社員旅行があり、いつもどこかの酒屋見学がコースに入っていたような…。
あなたの会社はどうですか?
やはり社会人の観光にはお酒が付き物なのでしょうかねぇ?
山形市の居酒屋でも、私もたまに飲んでいました。
- 寒冷な気候
- おいしいお米
- おいしい水
これらが合わさって美酒が造られるんですね~。
1,200坪の敷地に500坪の建物があり、大きな土蔵には昔ながらの酒造りの道具などを展示。
ここでは、10種類ほどのお酒を試飲できます♪…って、女子旅なのにお酒の話ばっかりでスミマセン(笑)
そんな、おすすめのスポットはありますか?
3. 名湯の宿でゆったり ~米沢観光で疲れた体を癒す~
この辺りでは、至るところに名湯が湧き出ており、「米沢八湯」「置賜秘湯八泉」と呼ばれる温泉がひしめき合っています。
冬季閉鎖でなければ、姥湯(うばゆ)や滑川(なめがわ)などの秘湯もご紹介したいところですが…。
今回は、私が個人的に最もオススメの、冬も堪能できる情緒あふれる名旅館をご紹介します!!
私たちが宿泊したのは、白布温泉の「西屋」。
私はどうせなら色んな宿に行ってみたいので、めったに同じ宿をリピートすることはないのですが、ここは別格!
この旅以前にも、別の友人や母と一緒に利用したことがあります。
白布温泉は、標高850mの高地にある渓谷沿いの温泉地で、米沢駅からは車やバスで約40分。
ここに1軒だけ残る茅葺き屋根の旅館が、西屋です。
創業は江戸時代まで遡る歴史ある旅館で、開湯なんと約700年。
玄関を一歩入ったところから、ピカピカに磨き上げられた廊下や階段など、全てに歴史を感じられる素晴らしい宿です。
200年以上前の姿のままの場所もあり、その保存状態に感動すら覚えます。
冬だったので、部屋にはこたつがあって和む~♪
さらに、この温泉のウリは、西吾妻から湧き出る源泉を滝のように浴びられる「湯滝」とその湯量!!
3本の滝が豪快に流れ続けていて、枯れることない湯量に圧倒されます。泉質は透明でお肌ツルツル◎。
ただし、湯がかなり熱めでなかなか全身浸かれず、桶でちょっとずつ湯慣れしました。
だから、個人旅行で、お湯そのものや歴史ある建物の雰囲気を味わいたいなら、この西屋がおすすめです。
ですが、団体旅行だったり、モダンな建物で寛ぎたいタイプなら、同じ白布温泉でも「東屋」という宿が人気ですよ。
他にも、アクセス重視であれば、米沢市街から約8㎞の小野川温泉が◎。
1200年の歴史があり、 “小野小町由来の美人の湯” として有名。
また、戦国時代には上杉家はもとより、伊達正宗が愛した温泉でもあります。
最後に、内容の「振り返り」と「まとめ」をお願いします。
まとめ
今回のモデルコースは、雪国米沢の冬なので、あまり詰め込み過ぎず、ゆっくりとした時間を過ごせるようになっています。
これなら、はじめての冬の米沢市も、楽しく観光できると思いますよ♪
なお、私たちの旅では、宿に着く直前、雪の中で野生のお猿さんを発見しました!!
5~6匹いたかな?写真もバッチリ撮れました。
さらに帰りのランチには、旅の締めくくりとして「赤湯ラーメン龍上海」をいただき、気分上々で帰路に着いたのでした。
今回紹介しきれなかった、米沢の関連情報や、山形の観光とグルメに関する話題は、こちらの山形の食と旅とこころからもご覧いただけます。
あわせて読んでいただけましたら幸いです。
東北への応援よろしくおねがいします。
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