山形在住歴がある山形歩きの達人、hira-nobitaです♪
私が山形市に住み始めてから、この施設に出会うまで、数年かかりました。
というのは、庄内地方へ遊びに行くときは、鶴岡市や酒田市・湯の浜温泉などの代表的な観光地へ直行するので、その中間地点にあるこの場所を通過する機会がなかったから。
今回、ぜひ紹介したいなの花温泉でんでんは、車で出かけて、庄内地方・特に湯の浜などで遊んだ帰りに立ち寄るには、ちょうど良い立地!!
そして日帰り温泉としても、宿泊施設としても利用できるので、県内だけでなく遠方からの泊まりの旅行先としても大活躍!!
私は海に行った帰りに2回、それ以外でも温泉目当てで3回行きました。
ぜひ皆さんも、山形庄内の海で遊んで、リーズナブルな温泉&宿を上手に活用して、夏を満喫しませんか?
海遊びのあとは、道の駅併設の温泉へ
最近では、一昨年の夏休みにも現在住んでいる信州から、夫の実家の青森市へ車で帰省したときに、この施設を利用しました。
私たちはもともと、ドライブ旅が趣味のような夫婦なので、長距離運転はお手のもの♪
仕事最終日の夜中に出発し、新潟県経由で山形県に入り、鶴岡市内で昼食をとったのがちょうど昼頃。
すると案の定、眠気が襲ってきたので(笑)、仮眠できる場所を探すことに、そこで私が友人と何度か行ったことのあるなの花温泉でんでんを夫に提案して、行ってみることにしました。
なの花温泉田田(でんでん)は、いろり火の里という、道の駅やイベント施設が併設された、山形県三川町の総合施設の敷地内にあります。
鶴岡市と酒田市の間にあり、湯の浜海岸から車で15分ほど♪
ナビがあれば迷わず行けると思いますが、車がなければアクセスは難しい場所かもしれませんねぇ。
さて、行ってみると分かりますが、敷地が広っ!!
温泉の他にも宿泊施設や道の駅・スーパーもあって、私たちのように車で旅行をする場合は、車中泊にも非常に便利です。
また、特にお子様連れの場合、海遊びの後の砂洗いもできちゃいます。
温泉や宿泊施設の玄関脇にある外水道が利用でき、砂だらけの足やサンダルをきれに洗えます。
なの花温泉でんでんは、外から見ると真新しい建物ですが、玄関を入ると昔懐かしい庄屋風の造りになっており、正面には小上がりになった囲炉裏が◎。良い雰囲気です♪
2種の源泉と、謎のイオンルーム
日帰り温泉の入浴料は、大人430円・小人160円。こういう大きめの施設にしては安いですね~♪
まずは貴重品をロッカーに。最初は私も驚きましたが、なんとこのロッカー、100円返却式ではなく10円返却式。
子どもの頃に見たことあるような気もするけど、最近はほとんど見かけませんね。
それでは、いざ、入浴いたしましょう♪
露天風呂はありませんが、泉質の異なる2本の源泉を楽しむことができます。
大岩風呂と、小石風呂・小岩風呂、それと大石風呂の組み合わせで、浴場は男女日替わりになっています。
大きい風呂には無色透明の食塩泉、小さい風呂にはにごり茶褐色の強食塩泉が引かれているのですが、どちらの泉質も、今まであまり入ったことのない感じ。
特に茶褐色の温泉は、ちょっと顔についただけで分かるくらいにかなりしょっぱい上、自分の足も見えないくらいに濁っていました。
でも入浴するとすぐに肌がツルツルして、あの感じが忘れられません。
他に、水風呂・サウナ室などがあります。中でもイオンルームは他の施設にはあまりないですよね。
ここにはビーチチェアが置かれていて、天井付近にイオン発生装置があり、健康に良い感じの雰囲気です(正直、効果はよく分かりません)。
ただ、冷房のように急激に冷やされるわけでもなく、サウナのように汗だくになるわけでもなく、だら~っとしていられるので、のぼせてきたら涼むのには丁度良かったです。
ついでにイオンを浴びて、ちょっとキレイになれたような気がします♪
最後にひとつ。内湯の壁に、庄内地方の方言のパネルが掛かっています。
温泉に浸かりながらそれを読むのですが、山形市の言葉とも全く違っていて、ほとんど解読不可能(笑)
たしか、「こちょばて」「じょさね」「もっけだ」とか、他にもぜんぜん意味不明な言葉が色々と。
出入り口に正解が貼り出されていたので、行く機会があったら挑戦してみてくださいね♪
ゆっくり休憩、宿泊施設としても◎
日帰りで、温泉の利用が1回なら、玄関の囲炉裏前の小上がりでも十分ですが、休憩しながら何回か温泉に入りたい場合は、大広間の利用もいいですよ。
大人200円・小人100円とこれまた安い!!
私と夫は入浴後に合流し、仮眠をとることにしました。
大広間は空いていて、寒いくらいにキンキンに冷房が効いていたので、車から毛布とバスタオルを持ってきて横になると、寝不足と温泉の効果からか、即入眠zzz。
3~4時間くらい眠ったら、だいぶ頭がスッキリしました♪
ラストにもう一度温泉にサッと入ってから、青森目指してドライブを再開しましたよ!!(この日は秋田に1泊して、翌日青森へ到着しました)
ちなみに、宿泊施設田田(でんでん)の宿の利用もおすすめです。
例えば、遠方からの旅行なら、代表的なのは湯の浜温泉か鶴岡市街のホテルに泊まるのが一般的。
もちろん年に一度くらいは、温泉旅館などでゆっくりするのが理想的です。
しかし、遠出するたびに毎回ぜいたくは、私にはできません。
そこで検討したいのが田田の宿。
もしビジネスホテルに泊まるなら、私だったらこちらを選びます!
湯の浜からも近くて、温泉や道の駅も利用できるので、子ども連れにも嬉しいし、ビジネスホテルより充実感が味わえますよ♪(シングル・ツイン・和室もあり。1名5,388円~)
こちらに宿泊すると、専用の内湯がある上、なの花温泉でんでんも無料で何回でも入れます。
素泊まりでも食事処が利用できるし、道の駅やスーパーで買い物も可能だから、自分に合ったプランをリーズナブルに計画できるので、予算を押さえたい場合には最適ですね。
まとめ
「なの花温泉でんでん」とは、
- 湯の浜や鶴岡市街からも近い、日帰り温泉施設
- 道の駅やスーパー、宿泊施設も併設されている
- 2種の珍しい源泉やイオンルームが楽しめる
- コインロッカーも入浴料も、大広間利用料も安い
- 「田田の宿」で安価な海遊びの旅を計画できる
せっかくの夏休み。
高級宿ばかりでなくとも、1泊くらいこういう安価な施設を利用して、2泊3泊と楽しめるオリジナルな旅のプランを計画してみてはいかがですか?
そして何よりも、記事を楽しみにしてくれている読者さんのために、僕はこれからも東北についての情報を発信していきます。
皆さんどうぞよろしくお願いします。
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