山形の食と旅とこころ

山形県のさくらんぼ狩り~佐藤錦の収穫時期を見逃すな!

投稿日:2017年6月20日 更新日:

 

こんにちは山形とご縁の深いライター。hira-nobitaです♪

 

私は長年、山形県に住んでおりました。

山形の有名なフルーツといえば?

 

赤くて甘くてジューシーな・・・そう、さくらんぼ♪♪

 

山形に住む前から、さくらんぼ日本一だということは知っていたけれど、実際に住んでみて、県民の日常の中に「ここまでか!」というほど浸透していたのには本当にびっくり。

さくらんぼ狩りは、美味しくて簡単で、お子様連れには本当におすすめです!!

そこで皆さん、どうせ山形まで行くなら、この記事を読んで、たくさん収穫できる時期に、採れたての美味しいさくらんぼを食べに行こうではありませんか♪

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さくらんぼは鮮度が命

 

山形に住み始めた頃のこと。「ねえ、さくらんぼいらない?余っちゃって~」と、山形の友人に差し出されたのは、無造作にビニール袋に入れられた、その日の朝採れた100粒以上のさくらんぼ。

おそらく購入すれば1万円前後だと思われる量の高級フルーツが、タダでいただけるなんて♪

 

しかも一人じゃなくて、6月は毎日のように誰かからさくらんぼをもらう日々が続いたのです。

それまでの私は、さくらんぼが大好きというわけでもなかったけど、山形で食べたさくらんぼは今まで食べたことのない甘さで、「これが採れたての美味しさか!」と感動したものです。

そういえば地元の福島県では、ももがそうだった(笑)。

タダでいただいたのに食べきれなくて余って腐ってしまい、毎年困っていたけれど、それが山形県だとさくらんぼになるワケか~と妙に納得。

 

実際、さくらんぼは日持ちしません。数日で食べなければダメになってしまいます。

そんな、さくらんぼを最も美味しく食べる方法が、採れたてをその場で味わうさくらんぼ狩り!!

まだ行ったことないなら、本当のさくらんぼの美味しさを知らないままになっちゃいますよ~!?

 

 

山形県が誇る「佐藤錦」

 

さて、山形県で生まれたさくらんぼの有名な品種といえば「佐藤錦」

山形県東根市の佐藤栄助氏が、「黄玉」と「ナポレオン」という2種を掛けあわせて作られた品種です。

さらにこの他にも、ナポレオンから派生した「南陽」や、佐藤錦の枝変わりで濃い紅色をした「山形美人」なども山形県で誕生。

さくらんぼに少しでも興味のある方なら、どれか一つは知っているのでは?ネットなどで注文するものの多くが、佐藤錦か山形美人です。

 

他にも、

 

  • 紅さやか
  • 高砂
  • 紅秀峰
  • 初夏の香
  • 貴美錦
  • 大将錦

 

など、種類が豊富!!

このように山形県は、生産量や消費量だけでなく品種改良にも力を入れており、他県の追随を許さない日本一のさくらんぼ県です。

果実狩りに興味のある人なら、一度は行ってみたい憧れの土地(ぶどう・ラフランスも有名)と言われているし、さくらんぼ狩りを目当てに多くの観光客が訪れています。

そして県としても、佐藤錦をメインに、さくらんぼ狩りを一大観光業としてプッシュしているので、手厚いおもてなしを受けられること間違いなし♪

 

 

品種によって収穫時期が違う

 

さくらんぼ狩りの体験期間は、6月上旬~7月上旬というのがほとんど。

その年の気候によっても多少前後しますが、もし初心者で色んな種類を試したい場合でなければ、ハズさないのは佐藤錦!さくらんぼ狩りを実施しているところのほとんどが扱っています。

 

しかし、「佐藤錦の本当の旬」は、山形に住んだ実体験から言うと、6月上旬~中旬!できれば「始めました」という時期にすぐ行ってください!!

佐藤錦は大人気で、比較的すぐ無くなってしまう恐れがあります。もし、この記事を読んでいるのが6月だとしたら、今すぐ山形に行った方がいいですよ~!

他の代表的な品種も、旬の時期を挙げておきます。重ねて言いますが、気候によって変動します。

名前 未開封時
紅さやか 6月上旬
高砂 6月上旬~6月中旬
佐藤錦 6月上旬~6月下旬
紅秀峰 6月下旬~7月上旬
南陽 7月上旬
大将錦 7月上旬
ナポレオン 7月上旬

 

農園選びのポイント

 

では、いざさくらんぼ狩りを体験しようと思ったら、一体どこへ行けばいいのでしょうか。

県外から初めて行く人なら、HPなどがある観光農園が間違いないでしょう。

予約して行く方がスムーズだし、案内する方も慣れているので、こちらも遠慮せず楽しめるというメリットが♪

 

また、どの農園の場合も、30分や45分など時間を設けて、食べ放題というシステムがほとんどです。

おみやげは別途買って帰る場合が多いですね。さらに、農園ごとに扱う種類が違うので、お目当ての品種があるなら時期をしっかり確認してから行くのがおすすめ。

 

しかし、HPなどを出しているところ以外にも、県内の道路を走っていれば、そこらじゅうで看板を見かけます。

6月~7月なら飛び込みで行ってもちゃんと体験できますよ♪

私も上山市でいきなり体験したことがあります。

これは裏ワザですが、体験は実施していない農園さんでも、知人だったり仲良くなれば、体験させてくれるところはいくらでもあるでしょう。

私は今、山形県外に住んでいますが、山形の知人の個人農家さんから直接購入しています。

山形に住んでいた頃、仕事関係で仲良くなった方です。

ここ数年は、佐藤錦より大粒の、美しい深い赤色の「紅秀峰」をすすめられます。

その甘さは佐藤錦以上!果肉がぎゅっと詰まっているので、噛むとパリップリッとして食べごたえがあり、個人的には紅秀峰の方が好き~♪

ちなみに、さくらんぼを冷やし過ぎると、せっかくの甘みを感じにくくなります。常温で食べるのが一番ですよ~。

 

まとめ

 

  1. さくらんぼは採れたてが美味しい!だから「さくらんぼ狩り」
  2. 山形県の代表的な品種は「佐藤錦」
  3. さくらんぼの品種は多様で、旬の時期も違う
  4. 初めてのさくらんぼ狩りなら予約がベター
  5. 直接行っても体験できる農園も多数

 

「さくらんぼ」=「山形」。みなさんのこのイメージは間違いじゃありません。

まだ採れたてのさくらんぼを食べたことが無いなんて、チョーもったいないですから!!

ケロスケ

hira-nobitaさん、山形のさくらんぼの情報について一挙にまとめてくださりありがとうございました♪

僕も出張で、ちょうど6月に山形に滞在していた時期がありますが、どこもかしこも、さくらんぼの話題でいっぱいでしたね~。

山形には他にも美味しいモノや楽しい場所がありますので、各詳しい記事を参考にしてぜひ行ってみてくださいね。

ケロスケ
震災からの復興と発展。

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アシ子
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